ハリウッドの大御所カーク・ダグラスさん死去 息子マイケル・ダグラスがコメント
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映画『OK牧場の決斗』（1957）や『スパルタカス』（1960）などで知られるハリウッドの大御所俳優カーク・ダグラスさんが現地時間5日、米ロサンゼルスで死去した。103歳だった。俳優で息子のマイケル・ダグラスが声明で発表した。
【写真】往年の映画俳優カーク・ダグラスさん、マイケルとの親子ショットも
マイケルは一線で活躍していた頃のカークさんの写真や、マイケルの妻で女優のキャサリン・ゼタ＝ジョーンズ、子どもたちが写る家族写真などを自身のインスタグラムに投稿。「非常に悲しいことですが、兄弟と私から本日カーク・ダグラスが亡くなったことをお伝えします」とファンに報告した。
マイケルは「世界にとって彼は、ハリウッドの黄金期と人生の黄金期（輝かしい老後）を過ごした伝説であり、俳優でした。（中略）…しかし私と兄弟のジョエルとピーターにとっては、ただの父親でした。キャサリンにとっては義理の父、孫やひ孫たちにとっては愛情深い祖父、そして妻のアンにとっては素晴らしい夫でした」と、家族のみんなに愛された父カークさんを偲んだ。そしてカークさんの最後の誕生日に伝えたという「父さん、愛しているよ。あなたの息子であることを心から誇りに思う」の言葉で、メッセージを締めくくっている。
1916年ニューヨーク生まれのカークさんは、1946年作『呪いの血』で映画デビュー。以後、西部劇の『OK牧場の決斗』や自ら製作総指揮と主演を務めた歴史スペクタクル『スパルタカス』など、90本以上の作品に出演した。
カークさんの訃報を受けて、ハリウッドではアーノルド・シュワルツェネッガーが自身のインスタグラムで「カーク・ダグラスはアイコンだった。オーストリアの小さな劇場で彼の西部劇を見て育った僕にとって、この伝説の彼と一緒に仕事をすることがどれほどすごいことだったか、言葉にするのは難しい。彼は僕にとって偉大な存在で、真のヒーローだった」と哀悼の意を表している。
他にも、ウィリアム・シャトナーやダニー・デヴィート、ジョージ・タケイなどがカークさんの死を悼んだ。
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