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イザベル・ユペール、死期を悟った大女優に ポルトガル世界遺産の町を舞台に綴る人生劇場

映画

映画『ポルトガル、夏の終わり』ビジュアル
映画『ポルトガル、夏の終わり』ビジュアル(C)2018 SBS PRODUCTIONS / O SOM E A FURIA (C)2018 Photo Guy Ferrandis / SBS Productions

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 第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品作品で、フランスの女優イザベル・ユペール主演映画『FRANKIE(原題)』が、邦題を『ポルトガル、夏の終わり』として4月24日より公開されることが決定。併せてポルトガルの世界遺産の町シントラを映し出した日本版予告編とビジュアルも解禁された。

【写真】ポルトガルの世界遺産の町シントラが舞台『ポルトガル、夏の終わり』フォトギャラリー

 本作は、アイラ・サックス監督の映画『人生は小説よりも奇なり』(2014)に惚れ込んだユペールが自らラブコールを送り、それを受けたサックス監督がユペールのために書き下ろした儚くも美しい人生の物語。早朝から日が沈む夕景が映し出されるまでというごく短い時間で繰り広げられる物語を通じて、主人公フランキー(ユペール)と家族それぞれの過去、現在、そして未来という、決して止まることのない彼らの人生の姿がありありと浮かび上がる。

 ヨーロッパを代表する女優フランキーは、夏の終わりのバケーションと称し、“この世のエデン”と呼ばれるポルトガルの世界遺産の町シントラに一族と親友を呼び寄せる。自らの死期を悟った彼女は、亡きあとも愛する者たちが問題なく暮らしていけるよう、すべての段取りを整えようとしたのだ。しかし、それぞれに問題を抱えた家族たちの選択は、次第にフランキーの思い描いていた筋書きから大きく外れていき―。

 ユペールの脇を固めるのは、ブレンダン・グリーソン、マリサ・トメイ、ジェレミー・レニエ、グレッグ・キニアら豪華俳優陣。彼らが演じる、フランキーのワケありな親族や友人が繰り広げるドラマも見どころのひとつだ。そして、本作のもうひとつの主役と言えるのが、イギリスの詩人バイロン卿に“この世のエデン”と称されたポルトガルの世界遺産の町シントラ。このうえなく幻想的で美しい世界が、フランキーたちの人生模様を演出するかのようにスクリーンに映し出される。

 予告編は、「写真を撮られるよ」と注意されるも、「かまわない。私は写真映えするもの」とトップレスでプールを優雅に泳ぐフランキーの姿を捉えた、ユペールに対するパブリックイメージを地でいくような印象的な場面で幕を開ける。続いて、これまで自分の思うままに生き、家族や大切な親友たちのこれからをプロデュースしようと考えていたフランキーの思惑とは裏腹に、彼らが抱える問題や悩みが次第に明らかになる様が映し出されていく。そんな登場人物たちの複雑な人間模様を、シントラの息をのむほどに美しい風景の数々が包み込み、壮大な人生劇場を予感させる映像となっている。

 ビジュアルは、深い森の中をフランキーがあてどなくさまよう姿を捉えたもの。横には「そして、愛が始まる。」という映画に込められたポジティブなメッセージが添えられている。

 映画『ポルトガル、夏の終わり』は4月24日より全国順次公開。

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