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柳楽優弥&田中泯、“W北斎”がシンクロ! 画狂ぶりが垣間見える『HOKUSAI』新カット

映画

映画『HOKUSAI』場面写真
映画『HOKUSAI』場面写真(C)2020 HOKUSAI MOVIE

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柳楽優弥

田中泯

 俳優の柳楽優弥と田中泯のダブル主演で浮世絵師・葛飾北斎の人生を描く映画『HOKUSAI』より、2人が演じる北斎の青年期から老年期まで衰え知らずの画狂ぶりを垣間見ることができる新場面写真が解禁された。

【写真】初解禁カット多数! 幻想的な創作風景を捉えた『HOKUSAI』フォトギャラリー

 本作は、北斎の知られざる生涯に初めて焦点を合わせた作品。青年期の北斎を目覚めさせた版元・蔦屋重三郎と、老年期の北斎のパートナーとなる人気戯作者・柳亭種彦とのエピソードを軸に、“人間・北斎”と、彼が描いた“3つの波の秘密”が生まれるまでの物語を描く。柳楽が北斎の青年期、田中が老年期をそれぞれ演じる。

 解禁された場面写真は、柳楽と田中がそれぞれ演じる青年期と老年期の北斎の姿を捉えたもの。

 平均年齢40歳といわれた時代に90歳まで生き、生涯で3万点以上の作品を残した北斎は、自ら「画狂老人」と名乗るほど創作活動に人生をささげた。そんな画狂ぶりは本作でも健在。柳楽演じる青年期の北斎が竹林のなか神経を研ぎ澄ませた表情で作品のイメージを膨らませる姿を見せれば、田中演じる老年期の北斎は城下町で突風に吹かれながらアイデアがひらめいたかのようなうっとりした表情を見せる。

 また浜辺で波打つ海とその奥に望む富士山を眺める姿からは「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」に代表される北斎の代名詞ともいえる“波”の絵を想起させられ、北斎がいつ、どこであろうと創作のインスピレーションを感じ取っていたことが印象づけられる。

 さらには、青年期と老年期の北斎がシンクロするかのように同じ姿勢を取って創作に打ち込む姿も切り取られており、その姿からは売れない絵師として一心不乱に腕を磨いた若き日から、多くの弟子を抱えるほどの成功を収めた晩年まで、時代や環境が変わろうとも一切変わることのない飽くなき向上心を感じさせられる。

 一方、妻のコト(瀧本美織)とのツーショットも切り取られ、本作では北斎の知られざる家庭人としての一面が描かれることも分かる。

 2人で一役を演じるという難題に向き合いながら、役作りのための話し合いなどはほとんどなかったという柳楽と田中だが、「(あるシーンで)“自分の見たものを信じる”という意味で自分の目を指す仕草をしたんですが、それは老年期になってもやりたい、という風におっしゃってくれました」と柳楽が田中とのエピソードを披露。田中は、「最初の撮影で『(柳楽演じる青年期の北斎と)ダブって見えます』とハッキリ監督はおしゃってくれたので『よし』と思って、あとは思うようにやっていました」と撮影を振り返っている。

 映画『HOKUSAI』は5月29日より全国公開。

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