『ゲーム・オブ・スローンズ』エミリア・クラーク、“バーチャルディナー”で寄付を呼びかけ

人気海外ドラマシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』のデナーリス・ターガリエン役で知られるエミリア・クラークが、ウェブ上で行うディナーを企画し、脳卒中や脳損傷を受けた人々を支援するチャリティへの寄付を募っている。エミリアがインスタグラムにて動画を公開し、協力を呼びかけた。
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動画でエミリアは、「ハイみんな! ちょっとお願いがあるの。「セイムユー」の新型コロナウイルス救援基金のために、25万ポンド(約3300万円)集めるのを手伝ってくれないかしら?」と協力を依頼。なんと、寄付をしてくれた人の中から12人と一緒に、ウェブ上で“バーチャルディナー”を楽しめるという特典付きだ。
「一緒に料理をして、一緒に食べましょう。そして隔離や恐怖、面白い動画のことなど、色んな事を話しましょうね。それと、わたし本当に料理ができないのよね。きっと楽しいものになるわ」と話している。
エミリアは、『ゲーム・オブ・スローンズ』シーズン1の撮影後にくも膜下出血で倒れ、何度も脳外科手術を受けたことを公表している。「セイムユー」は、エミリアがドラマ終了後に立ち上げた脳障害を抱える人々を支援するチャリティ団体だ。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、脳外科手術を受けた人々がベッド数を確保するため早期退院しており、集まった資金は彼らを支援するために使用されるという。アメリカのスポールディング・リハビリテーション・ホスピタル・ボストンと、イギリスのユニバーシティカレッジ病院とパートナーシップを組んで、バーチャル・リハビリテーション・クリニックを立ち上げることで、脳損傷患者を助け、また病院の空きベッド数を増やすことにも貢献するという。