草なぎ剛、トランスジェンダー役に体当たり 『ミッドナイトスワン』新スチール解禁

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俳優の草なぎ剛がトランスジェンダー役で主演する映画『ミッドナイトスワン』より、主人公が働く店のきらびやかな舞台裏の様子などを捉えた新スチールが解禁された。
【写真】草なぎ剛が熱演! 映画『ミッドナイトスワン』新たに解禁された場面写真
本作は、トランスジェンダーの「凪沙(なぎさ)」と、親から愛を注がれることなく生きてきた少女・一果(いちか)の姿を通して“切なくも美しい現代の愛の形”を描くラブストーリー。凪沙が一人で生きてきた一果と出会い、自らの“性”に葛藤し、実感した事の無かった“母性”を自覚していく軌跡を描く。
監督と脚本を務めるのは、製作費500万円で撮影し世界各国の映画祭で上映されたインディーズ映画『下衆の愛』(2016)で注目され、昨年は山田孝之主演のNetflixドラマ『全裸監督』の脚本・監督に抜てきされた内田英治。作家性を前面に出したオリジナル脚本にこだわり、海外展開を視野に置いた映画作りを行っている内田監督のもと、草なぎが主人公を体当たりで演じる。
凪沙は故郷の広島を離れ、東京・新宿で生きているが、あるきっかけで、親戚から預かった母から愛を注がれずに生きてきた少女・一果と暮らす事になる。一果と出会ったことにより、孤独の中で生きてきた凪沙の心に、今までにない感情が芽生える。一果への母性を純化させるために、凪沙は尊い決断をくだすことに。
今回解禁されたスチールは2点。1点目は、凪沙が、働く店の控え室の鏡の前で美しくメイクを施した姿を切り取ったもの。2点目は、ハイヒールブーツにロングコートを羽織り、街を颯爽と歩く普段着の凪沙の姿を捉えたものとなっている。
映画『ミッドナイトスワン』は今秋公開予定。