伝説の家族が初の劇場版アニメに 『アダムス・ファミリー』今秋公開&ティザー映像解禁
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アルフレッド・ヒッチコックやティム・バートンなど、様々なクリエイターにインスピレーションを与え、アメリカで長年愛され続けてきた漫画『アダムス・ファミリー』初の劇場版アニメが秋に公開されることが決定し、ティザービジュアルと映像が解禁された。
【写真】モーティシア役を演じるシャーリーズ・セロン
漫画家のチャールズ・アダムスが1930年代に雑誌に描いた1コマ漫画としてスタートした『アダムス・ファミリー』。そのヒネくれたユーモアセンスとユニークなキャラクターが人気を博し、60年代にテレビシリーズやアニメシリーズが作られ、1991年と93年に長編映画として実写化された。
人里離れた山の中で結婚式をあげたモンスターのカップル、ゴメズとモーティシアは、襲って来た人間たちに故郷を追われ、丘の上に建つ荒れ果てた屋敷にたどり着く。時が流れ、夫婦には2人の子供、ウェンズデーとパグズリーが生まれて、一家4人と執事のラーチは平和な日々を送っていた。そんななか、パグズリーが親戚たちの前で、一族にとって重要な儀式「セイバー・マズルカ」を披露する日が近づいていた…。
監督にコンラッド・ヴァーノンとグレッグ・ティアナンを迎え、マット・リーバーマンが脚本を務める。ボイスキャストとして、ゴメズ役をオスカー・アイザック、モーティシア役をシャーリーズ・セロン、ウェンズデー役をクロエ・グレース・モレッツ、パグズリー役をフィン・ウォルフハードが担当。そのほか、ベット・ミドラー、ニック・クロールら豪華キャストが名を連ねる。
ティザービジュアルは、「不思議な一家がやってくる!!」というコピーとともに個性的な顔立ちのアダムス一家が描かれている。併せて公開されたティザー映像では、お馴染みの曲をバックに、仲良しのゴメズとモーティシア夫婦、怪しい実験を行うウェンズデー、ゴメズの兄・フェスターに大掛かりなイタズラを仕掛けるパグズリーが登場。執事のラーチと“ハンド”がピアノを連弾するシーンも盛り込まれ、ワクワク感を誘う映像となっている。
劇場版アニメ『アダムス・ファミリー』は2020年秋全国公開。