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『ファンタスティック・フォー』監督、黒人キャスティングを却下された過去を明かす

映画

『ファンタスティック・フォー』でのケイト・マーラとマイケル・B・ジョーダン
『ファンタスティック・フォー』でのケイト・マーラとマイケル・B・ジョーダン(C)20th Century Fox Film Corp. All rights reserved./courtesy Everett Collection

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 2015年に公開されたマーベルのヒーロー映画『ファンタスティック・フォー』。監督のジョシュ・トランクが、当時女性ヒーローのキャスティングに黒人女優の起用を提案したものの、スタジオに採用されなかったことを明らかにした。

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 本作は、マーベルの同名コミックを原作に、20世紀フォックスが映画化した作品。マイルズ・テラー、ケイト・マーラ、マイケル・B・ジョーダン、ジェイミー・ベル、トビー・ケベルが主要キャラクターを演じた。

 ケイトが演じたスー・ストーム/インビジブル・ウーマンは、マイケル演じる弟のジョニー・ストームとともに、ファンタスティック・フォーのメンバーの一人。作品に登場するストーム姉弟は、コミックでは典型的に白人の姉弟として描かれていたが、映画ではスーはジョニーの引き取られた姉という設定になっていた。

 Geeks of Colorのインタビューにてトランク監督は、スー・ストームの配役に、黒人女優を抜擢したかったものの、「厳しい押し戻し」があったと明かした。

 「撮影の裏側では、多くの議論が行われた。黒人のスー・ストームと黒人のジョニー・ストーム、黒人のフランクリン・ストームに興味があった」と当時のアイディアを明かした監督。「だけど、このような大作についてスタジオと交渉すると、皆ビッグスターをキャスティングしたがるんだ。『マーゴット・ロビーが良いかも』とか、そんな感じ」「結局、その役を黒人女優にキャスティングすることは、たくさんの厳しい押し戻しがあることに気が付いた」と、当時の葛藤を明らかにした。

 トランク監督はまた、先月Varietyと行ったインタビューの中で、自分の価値観にあうものが作れないと悟ったとき、作品を降りるべきだったとも明かしていた。

 『ファンタスティック・フォー』は、批評家やファンから低い評価を受け。第36回ゴールデンラズベリー賞では最低作品賞と最低リメイク、パクリ、続編映画賞を受賞。興行成績も振るわず、マーベルの作品で最低の興行収入を記録している。

 Varietyによると、20世紀フォックスを買収したことで、ディズニーは本作の権利を獲得。マーベル・シネマティック・ユニバースに加えることを検討しているという。

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