増田貴久主演『ハウ・トゥー・サクシード』、笹本玲奈&松下優也ら共演キャスト発表

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NEWSの増田貴久が主演を務めるミュージカル『ハウ・トゥー・サクシード』の共演キャストが発表された。笹本玲奈がヒロインを演じるほか、松下優也、雛形あきこらが出演する。
【写真】『ハウ・トゥー・サクシード』で主演を務める増田貴久
本作は、1961年にブロードウェイで初演され、以降1417回のロングランヒットという記録を打ち立てたコメディーミュージカル。今回の上演は、2011年上演に振付補として参加していたクリス・ベイリーが振付と演出を担当する2020年版の新バージョン。海外ミュージカル初挑戦となる増田が主人公フィンチを演じ、抜群の歌唱力と表現力豊かなダンスを存分に披露する。
ビルの窓ふき清掃員フィンチは、ある日「努力しないで出世する方法」という本を読んで感化され、ワールドワイド・ウィケット社に首尾よく入社し、郵便係に配属される。本の教えに沿って、さらに持ち前の明るさと話術で人脈を築き、トントン拍子に出世。恋もうまく運んで全てが順調だったある日、重大なアクシデントが発生。フィンチの責任が問われてしまい、クビを覚悟しなければいけない事態に…。
ヒロインのローズマリー役には、1998年に『ピーターパン』で主演デビューして以降、抜群の歌唱力としなやかな表現力でミュージカルをはじめ数々の作品で活躍し、近年は『ウエスト・サイド・ストーリー』での好演も記憶に新しい笹本玲奈が決まった。
笹本は本作について「子供の頃に宝塚版を拝見していて、とても好きな作品の一つです。その作品で自分がローズマリーを演じるのだと思うと、嬉しい気持ちと共に不思議な気持ちになりました。素敵な楽曲やダンスに溢れ、明るく元気な気持ちになって頂ける作品ですので、私自身もとても楽しみにしています」と意気込む。
このほか、郵便係員バド役に松下優也。秘書で社長の愛人ヘディ・ラルー役には、今作でミュージカルに初挑戦する雛形あきこ。人事部長ブラット役に鈴木壮麻。秘書のスミティ役に林愛夏。郵便室長トゥインブルと会長ウォンバーの2役にブラザートム。
さらに、社長秘書ミス・ジョーンズ役に、宝塚歌劇団花組トップスターとして約6年活躍し、退団後もミュージカル作品を中心に活躍している春野寿美礼。そして、社長ビグリー役に、魅惑のバリトンボイスを武器に数々のミュージカル作品に出演する今井清隆と、実力と華を兼ね備えたキャストが作品を彩る。
ミュージカル『ハウ・トゥー・サクシード』は、東京・東急シアターオーブにて9月4~20日、大阪・オリックス劇場にて10月3~9日上演。