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『海の上のピアニスト』が4Kで蘇る! 予告解禁 170分イタリア完全版も同時公開

映画

 1999年に日本で公開され、多くの映画ファンを魅了した感動作『海の上のピアニスト』(1998)が、約20年の時を経て、4Kデジタル修復版、イタリア完全版として再び劇場で公開されるが決まり、予告編が公開された。

【写真】4Kで蘇る『海の上のピアニスト』フォトギャラリー

 本作は、映画『ニュー・シネマ・パラダイス』(1989)のジュゼッペ・トルナトーレ監督と映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネがタッグを組んだヒューマンドラマ。海の上で生まれ、生涯一度も船を下りなかったピアニストの半生を描く。

 4Kデジタル修復版は、トルナトーレ監督本人の監修のもと、イタリアのルーチェ・チネチッタ・ラボにおいて完全修復作業が行われた。オリジナル35ミリネガを4Kスキャンし、きらびやかな豪華客船の内部や青く透き通るような海など、これまで表現しきれなかった細部まで色彩豊かに蘇らせている。

 一方、日本初公開となる170分にも及ぶイタリア完全版では、インターナショナル版としてカットされた40分以上のシーンを復活させ、タイトルやクレジットロールもイタリア語のまま演出するなど、本作のファンが長く待ち望んでいた内容が盛り込まれている。

 公開された予告編では、船の中で生まれ育ったナインティーン・ハンドレッド(ティム・ロス)が、多くの人々を感動させ“至宝”とまで言われるピアニストに成長し、そのまま一度も船を下りずに生涯を過ごす様子が、美しいピアノの音色と、エンニオ・モリコーネによる珠玉のメロディーと共に描かれていく。

 ナインティーン・ハンドレッドが奏でるピアノの旋律は、船上にいるセレブから貧しい移民まですべての人の心を奪うほか、その猛烈な演奏で熱を帯びたピアノの弦でタバコに火を付けるなど、圧巻のパフォーマンスを披露する場面も。その一方、「僕は存在しない人間だ」と自らのアイデンティティーに思い悩み苦しむ彼は、ある美しい少女と出会い、人生を大きく動かしていく。

 作り手の熱い想いを込めて新たに蘇った“ピアニストの伝説”に、期待が膨らむ予告編となっている。

 映画『海の上のピアニスト』の4Kデジタル修復版は8月21日より、イタリア完全版は9月4日より公開。

映画『海の上のピアニスト』4Kデジタル修復版&イタリア完全版 予告編

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