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『海の上のピアニスト』エンニオ・モリコーネの美しい音楽に酔いしれる本編解禁

映画

映画『海の上のピアニスト』場面写真
映画『海の上のピアニスト』場面写真(C)1998 MEDUSA

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エンニオ・モリコーネ

 1999年の日本公開から約20年を経て4Kデジタル修復版とイタリア完全版が公開される映画『海の上のピアニスト』より、先日91歳で死去した映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネによる音楽を使った場面を切り取った本編映像が解禁された。

【写真】4Kで蘇る『海の上のピアニスト』フォトギャラリー

 本作は、映画『ニュー・シネマ・パラダイス』(1989)のジュゼッペ・トルナトーレ監督とモリコーネがタッグを組んだヒューマンドラマ。海の上で生まれ、生涯一度も船を下りなかったピアニストの半生を描く。

 4Kデジタル修復版は、トルナトーレ監督本人の監修のもと、オリジナル35ミリネガを4Kスキャンし、きらびやかな豪華客船の内部や青く透き通るような海など、これまで表現しきれなかった細部まで色彩豊かによみがえらせた。一方、日本初公開となる170分にも及ぶイタリア完全版では、インターナショナル版としてカットされた40分以上のシーンを復活させている。

 大西洋を巡る豪華客船内で、生後間もない赤ん坊が見つかった。彼の名は1900。世紀の変わり目にちなんで名付けられた。以来一度も船を下りたことのない彼は、船内のダンスホールでピアノを演奏し、類いまれな即興曲を次々と作り出していった。そんなある日、彼は船内で出会った美しい少女に心を奪われ、彼女が船を去った後、断ち切れない彼女への思いから人生で初めて船を下りることを決心する…。

 解禁された本編映像は2つで、1つ目の曲は「Magic Waltz」。荒波に揺られる船内で躍るように動くピアノをこともなげに1900が演奏し、船酔いしていたはずのマックスが感動で満面の笑みを見せるシーンだ。2つ目の曲は「愛を奏でて」。1900が美しい少女に出会い一目ぼれするシーンで、音楽によって1900の心境が心地よく伝わってくる場面。

 これまでに500作品以上の映画音楽を手掛けてきたモリコーネ。巨匠が築いた輝かしい実績の中でも、本作は音楽がある種の主人公とも言え、まさにモリコーネの音楽に存分に浸れる作品となっている。

 映画『海の上のピアニスト』は、4Kデジタル修復版が8月21日より、イタリア完全版が9月4日より全国順次公開。

映画『海の上のピアニスト』より♪エンニオ・モリコーネ「Magic Waltz」
映画『海の上のピアニスト』より♪エンニオ・モリコーネ「愛を奏でて」

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