俳優ティム・ロスの息子、ガンのため25歳で死去 最後の投稿でフォロワーを鼓舞「人生は短いと忘れないで」
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映画『レザボア・ドッグス』などのタランティーノ作品や『海の上のピアニスト』などで知られる俳優ティム・ロスの息子で、ミュージシャンのコーマック・ロスさんが、希少ながん胚細胞腫瘍のため現地時間の10月16日に亡くなった。25歳だった。
【写真】昨年のカンヌで ティム・ロスと息子のコーマック・ロスさん
米CBSによると、現地時間の10月31日に「彼を愛した家族の腕の中で、安らかに息を引き取りました」「最期のときまでウィットとユーモアを忘れませんでした」と遺族が声明を発表したという。
「ワイルドであると同時に、優しさを体現したような人間でした。優しい魂の持ち主で、周囲に幸せと希望をもたらしました。美しい息子の生きた25年と10ヵ月を思うとき、悲しみが波のように訪れ、涙を流し、そして笑顔が浮かびます。信じられないほど素晴らしく、喜びに満ち、ワイルドですばらしい子どもで、大人の男になったばかりでした。彼が大好きです。どこへ行こうともずっと一緒です」と悲しみを綴った。
コーマックさんはベニントン大学を卒業後、ギタリスト、作曲家、プロデューサーとして活躍。今年7月にインスタグラムを更新し、2021年11月に、希少がんとされる胚細胞腫瘍のステージ3だと診断されたことを発表していた。最後となった8月の投稿では、「とにかく打ち込め。人生は短いと忘れないで」とフォロワーを鼓舞していた。
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