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映画『音楽』 アヌシー映画祭で最優秀オリジナル音楽賞 岩井澤監督ら喜びのコメント

アニメ

アニメーション映画『音楽』ポスタービジュアル

アニメーション映画『音楽』ポスタービジュアル(C)大橋裕之・太田出版/ロックンロール・マウンテン

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 アニメーション映画『音楽』が、フランスの「アヌシー国際アニメーション映画祭」で最優秀オリジナル音楽賞を受賞。監督の岩井澤健治と、音楽を手掛けたミュージシャンから喜びのコメントが到着した。

【写真】映画『音楽』場面写真

 本作は、楽器を触ったこともなかった不良たちが、思いつきでバンドを始めるロック奇譚。制作期間7年超、岩井澤監督のもと、71分のアニメが全て手描きで制作された。音楽を手掛けたのは、劇中歌の伴瀬朝彦、劇伴の剣持学人、クライマックスのフェスシーン担当の澤部渡(スカート)。なお、フェスシーンは実際にステージを組み、ミュージシャンや観客を動員してのライブが敢行された。

 昨年9月のオタワ国際アニメーション映画祭ではグランプリを受賞。今年1月より公開された新宿武蔵野館ではリニューアルオープン後の初日動員数、興収の新記録を更新している。そして今回、世界4大アニメーション映画祭のひとつ「アヌシー国際アニメーション映画祭」で、すべての長編作品を対象とする「最優秀オリジナル音楽賞」を受賞した。日本映画では本作が唯一の受賞となる。

 岩井澤監督は「僕のざっくりしたイメージを形にしてくださった伴瀬さん、澤部さん、グランドファンクの剣持さんを始め、映画に楽曲を提供していただいた皆さんのお力によるものだと思います。そして“音楽”が国境を越えてさらに世界に届くことを願っています!」と感謝のメッセージを寄せた。

 澤部は「自分がはじめてベースを持ったらどうするだろう、きっと開放弦じゃなくどこか押さえるな、とか、フロアタムとスネアしか叩いたことがないドラマーの目の前にフルのドラムキット(特にシンバル類)があったらどうするだろう、とか、そのシンバルの音を聴いたベーシストはどう演奏するだろう、どんな奇跡が起こるだろう、といったことを想像しながら作曲をしました」と制作を振り返る。

 剣持は「この作品は岩井澤監督の7年間の情熱が隙間なく詰め込まれており、監督の挑戦と多大なる熱量がなければなし得なかった賞だと思っております」と監督をリスペクト。伴瀬は「制作に携わっている間念頭に置いていたのは、“終わりの見えない作品と対峙する岩井澤監督の執念へのリスペクト”。完成したこと自体がまず表彰ものなのだということを思うと、感慨深いです」とコメントした。

 映画『音楽』は全国公開中。

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