ニコール・キッドマン、特殊メイクで顔を変えた衝撃姿 『ストレイ・ドッグ』場面写真13点

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オスカー女優ニコール・キッドマンが刑事役に初挑戦した映画『ストレイ・ドッグ』より、主人公エリン(ニコール)の17年前と現在の様子を捉えた場面写真が解禁された。
【写真】ニコール・キッドマン、特殊メイクで変貌 『ストレイ・ドッグ』場面写真(13点)
本作は、善悪の境界線上で身も心も引き裂かれる一人の女性刑事の過酷な運命を描くネオノワール。日系女性監督カリン・クサマが、ロサンゼルスを舞台にした『L.A.大捜査線/狼たちの街』『ハートブルー』『ヒート』『ドライヴ』などの秀作、傑作に連なるネオノワールの世界を強烈なタッチで描き上げた。
主人公・刑事エリン役のニコールは、特殊メイクを施して顔かたちを変え、激しい暴力シーンや銃撃戦にも臆せず、かつてない汚れ役に挑戦。2019年ゴールデングローブ賞・主演女優賞にノミネートされるなど、そのチャレンジ精神と演技力は高く評価された。
ロサンゼルス市警の女性刑事エリン・ベル(ニコール)。若き日の美しさは既に遠い過去のものとなり、今は酒に溺れ、同僚や別れた夫、16歳の娘からも疎まれる孤独な人生を送っている。ある日、エリンの元に差出人不明の封筒が届く。17年前、FBI捜査官クリス(セバスチャン・スタン)とともに砂漠地帯に巣食う犯罪組織への潜入捜査を命じられたエリンは、そこで取り返しのつかない過ちを犯し、捜査は失敗。その罪悪感が今なお彼女の心をむしばみ続けていた―。封筒の中身は紫色に染まった1枚のドル紙幣。それは行方をくらませた事件の主犯からの挑戦状だった。過去に決着をつけるため、エリンはしゃく熱の荒野へと車を走らせるが―。
解禁された場面写真は、真っ青な空の下、緊張した表情で拳銃を構えるメイン画像をはじめ、17年前の潜入捜査で恋人同士を装った若いエリン(ニコール)とクリス(セバスチャン)や、子どもの頃の娘を背負い歩く姿など、17年前と現在のエリンの物語を行き来するような13点。特殊メイクで顔を変えたニコールを正面から捉えた衝撃的な姿も収められている。
カリン監督は「『ストレイ・ドッグ』は、“女性が自らに立ち向かう”鮮烈なドラマです。観客の皆さんが、この物語に自身のこだまを見出し、共感を覚えることを期待しています」とコメントしている。
映画『ストレイ・ドッグ』は10月23日より全国順次公開。