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柴咲コウ『35歳の少女』クランクイン 25年ぶりに目覚めた少女に

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土曜ドラマ『35歳の少女』主演の柴咲コウがクランクイン
土曜ドラマ『35歳の少女』主演の柴咲コウがクランクイン(C)日本テレビ

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 女優の柴咲コウが主演を務める10月10日スタートのドラマ『35歳の少女』(日本テレビ系/毎週土曜22時)が、9月上旬、関東近郊のスタジオでクランクインを迎えた。

【写真】病室内でひとり眠れずにいる望美(柴咲コウ)

 本作は、10歳の時に不慮の事故で長い眠りにつき、25年後に目覚めた女性の、“時をこえた”成長物語。柴咲が“35歳の少女”である主人公・時岡望美役、坂口健太郎が望美の初恋の相手・広瀬結人役を演じる。

 「本日より『35歳の少女』クランクインです! 望美役柴咲コウさんです!」との紹介コールとともに、笑顔で病室のセットに上がる柴咲。脚本の遊川和彦はもとより、プロデューサー、監督を含め、柴咲が主演した5年前の『〇〇妻』と同じ座組ということもあってか、リラックスした表情を見せていた。

 クランクインのシーンは、柴咲演じる望美が25年ぶりに目覚めた数日後。消灯した病室内でひとり眠れずにいる、心は10歳の望美が、窓に映った35歳の自分を見て、耐えられず目を閉じるというシーンだ。緊張感のあるシーンだが、和やかに撮影は進んだ。

 大平太プロデューサーは「この企画が始まった頃は、もちろん『コロナ禍』など、想像もしていませんでした。けれど、どんなに辛い状況でも、何とか前を向いて、小さな希望を見つけながら生きていこうとする主人公の姿は、今の僕たちに、何かを教えてくれるはずです」と熱くコメント。また、ヒロインを演じる柴咲について、「外見は、35歳、でも、中身は、10歳の少女という難しい役を、柴咲コウさんは、見事に演じています。1日も早く、1人でも多く、その姿を観て頂きたいです」と話した。

 同日はまた、このドラマの“始まり”ともいえる、望美が25年ぶりに奇跡的に目を覚ますシーンも撮影された。望美の母・多恵役の鈴木保奈美、妹・愛美役の橋本愛、父・進次役の田中哲司と、望美の“家族”も続々とクランクインした。

 土曜ドラマ『35歳の少女』は、日本テレビ系にて10月10日より毎週土曜22時放送。

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