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『VIDEOPHOBIA』漫画家・山本直樹によるポスター解禁 竹中直人&東村アキコらコメントも

映画

 映画『大和(カリフォルニア)』(2016)、『TOURISM』(2018)で国内外から注目を集めた宮崎大祐監督の最新作『VIDEOPHOBIA』より、漫画家の山本直樹が手掛けたポスターが解禁。併せて、本作を鑑賞した俳優の竹中直人や漫画家の東村アキコら著名人のコメントも到着した。

【写真】モノクローム・サイバー・スリラー『VIDEOPHOBIA』フォトギャラリー

 本作は、大阪のアンダーグラウンドを舞台に、ネットワークの落とし穴から迷い込んだ異世界で、追いつめられる主人公の孤立と恐怖を描くサイバー・スリラー作品。主人公は、29歳の女性・愛。彼女は、一夜を共にした男に情事の動画をネット上にばらまかれたことで精神を失調していく。自分の映像が世界中に拡散される計り知れない恐怖と、助けを求めても自分を責めるような周りの視線。被害者が否応なく孤立する現状をえぐり出していく。

 ヒロイン・愛を体当たりで演じたのは、サニーデイ・サービスの楽曲「セツナ」のMVや映画『クシナ』に出演した女優の廣田朋菜。共演は俳優の忍成修吾、イラン出身のタレントで女優のサヘル・ローズら。

 山本直樹が手掛けたポスターは、大阪の川を背景に、意味深な視線を向ける主人公・愛の姿をモノクロで描いたもの。山本は本作について「淡々とモノクロで描かれる大阪の若者の日常…かと思ったら全然違う話でした。ホラー。モンスターのいないホラーストーリー」と評している。

 山本のほか、本作へは総勢25名の著名人がコメントを寄せている。彼らのコメントが掲載された山本のポスター仕様のチラシが、新宿のK’s cinema、池袋のシネマ・ロサ、大阪の第七藝術劇場などで、数量限定で配布中だ。

 俳優・映画監督の竹中直人は、「オープニングからモノクロ映像に惹きつけられ、そのままずるずるぐいぐい監督の世界に引きずり込まれた。リアルで不気味、そして幻想的で破壊的なエネルギーが画面から溢れ出る! すげ〜映画を観た。この映画は癖になる! 恐るべき監督宮崎大祐…!」と称賛。

 漫画家の東村アキコは「いいモノクロ映画って不思議なもんでじっと観てるうちにどんどん眼の中で白と黒とグレーの境界が細分化されてきて、石膏像の表面の影のグラデーションを舐め回すように観たりペタペタ触りまくってみたり、そういう感覚なんですよね。その視覚の触感とも言える感覚がこの作品にすごく合ってて、つまり主演の廣田朋菜氏の顔に合ってました。エロチックでミステリアスでやさぐれてる、野良猫の目をしたヒロインに魅了される、色がないのに無数の色を感じる不思議な2時間でした」と感想を述べている。

 ほかに、フランスの映画監督オリヴィエ・アサイヤス、女優の小泉今日子、漫画家のいがらしみきお、映画監督の井筒和幸、演劇作家で小説家の岡田利規、ミュージシャンの曽我部恵一、ジャーナリストの津田大介、作家の上田岳弘らがコメントを寄せている。

 映画『VIDEOPHOBIA』は10月24日より全国順次公開。

映画『VIDEOPHOBIA』予告編

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