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『エール』「自分が情けなくて」予科練生の本音 ネット涙ぐむ声

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『エール』第83回より
『エール』第83回より(C)NHK

 俳優の窪田正孝が主演を務めるNHK連続テレビ小説『エール』(NHK総合/月曜~土曜8時ほか)の第17週「歌の力」(第83回)が7日に放送され、予科練生の青年・風間(杉田雷鱗)が裕一(窪田)に語った言葉に、ネット上には「涙が溢れてくる…」「沁みた」といった声が寄せられた。

【写真】本音を打ち明ける予科練生・風間を演じた杉田雷鱗

 予科練の映画「決戦の大空へ」の主題歌作りに取り組む裕一は、予科練の若者たちの日常を知り作曲のヒントとするために、土浦航空隊へ。訓練の合間のつかの間の自由時間。若者たちがにぎやかに語り合ったり、繕い物をしたり、自習に励んだりと自由に過ごす中、裕一は部屋の片隅で静かに物思いにふける風間に話しかける。

 風間は話を聞かせてほしいという裕一に「辛さはいろいろあります。家族と離れた寂しさ、訓練についていけないときの惨めさ、集団生活になじめない孤独…」と打ち明ける。そんな風間は「一番辛かったのは洗濯です。寒さで指先が切れ、痛くて痛くて」と話すと、裕一をまっすぐなまなざしで見つめながら「それを母は僕のためにずっとしてくれていた」と語る。

 風間は、身を乗り出してひび割れた手を見つめる裕一に「予科練に入るまで、服がきれいなのは当たり前だと思っていた自分が情けなくて…」とつぶやくと、その場に立ち上がり「親に報いるためにも、私は立派な飛行兵になり、皇国の御為に戦います!」と言い放つ。

 風間の言葉に、ネット上には「もし我が子がこの時代に生きていたらと思うと涙が溢れてくる…」「予科練の青年のまっすぐな瞳と、若鷲の歌、涙が出ちゃう」などのコメントが上がり、「予科練生の言葉が沁みた」「予科練生の風間くん、無事に終戦迎えてと祈ってしまう」といった反響も寄せられた。

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