明日海りお、朝ドラ初出演 『おちょやん』新キャスト発表
エンタメ
女優の杉咲花が主演を務める11月30日スタートの連続テレビ小説『おちょやん』（NHK総合／毎週月～土曜8時ほか）の新キャストとして、女優の明日海りおらの出演が発表された。明日海は連続テレビ小説初出演。
【写真】連続テレビ小説『おちょやん』追加キャスト陣
連続テレビ小説第103作となる本作は、女優の道を生き抜き、「大阪のお母さん」と呼ばれるようにまでなった、ひとりの女性の物語。大阪・南河内の貧しい家に生まれた少女・竹井千代は、奉公に出ていた道頓堀で芝居のすばらしさに魅了され、女優の道を目指す。
今回発表された新キャストは、千代にとって家族と同様の存在となっていく、喜劇の一座「鶴亀家庭劇」と芝居茶屋「岡安」の人々。
鶴亀家庭劇の座員たちでは、明日海が新派出身の女優・高峰ルリ子役を演じる。ルリ子はかつては東京で主役を張る人気女優だったが、大山鶴蔵社長に頼まれて鶴亀家庭劇のメンバーに加わった。プライドが高く、最初は喜劇をバカにしていたが、徐々に女優魂に火がついていく。
このほか、曽我廼家寛太郎が歌舞伎出身の俳優・小山田正憲役、渋谷天笑が須賀廼家天晴役、大塚宣幸が須賀廼家徳利役、大川良太郎が漆原要二郎役、松本妃代が石田香里役、坂口涼太郎が須賀廼家百久利役をそれぞれ演じる。
芝居茶屋「岡安」で働く人々では、楠見薫が女中頭・かめ役、また千代の先輩のお茶子として、土居志央梨が富士子役、仁村紗和が節子役、古谷ちさが玉役を担当する。
新キャスト発表を受け、ヒロイン・千代役の杉咲は「ひとには、それぞれ多様な性格があって、楽しい、悲しい、嬉しいと感じることもみんなちょっとずつ違ったりして。そんなひとりひとりが“自分”という人間をまっすぐにがむしゃらに生きている姿からは、勇気をもらえたり、時には歯痒い気持ちになったり、なんだか滑稽だったり。そんなことをまるまるまとめて愛おしいと思えてしまうような『鶴亀家庭劇』『岡安』の魅力的な皆さんとのシーンを通して、私自身も豊かで温かい気持ちやたくさんのパワーもらっています」とコメントしている。
連続テレビ小説『おちょやん』は、NHK総合にて11月30日より毎週月～土曜8時ほか放送。
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