山田杏奈&鈴木仁、互いの印象は「なに考えてるかわからない」「寝坊しても落ち着いてそう」

関連 :
女優の山田杏奈と俳優の鈴木仁が7日、都内で行われた映画『ジオラマボーイ・パノラマガール』公開記念舞台あいさつイベントに、瀬田なつき監督とともに出席。ダブル主演の山田と鈴木が、互いの印象を語った。
【写真】山田杏奈&鈴木仁、『ジオラマボーイ・パノラマガール』舞台あいさつに登場
漫画家・岡崎京子が1989年に刊行した同名作品を実写映画化した本作は、悩みもがく少年少女の刹那的な視線を切り取った恋と成長の物語。主人公・渋谷ハルコを山田が、神奈川ケンイチを本作が映画初主演となる鈴木が演じる。
互いが演じた役柄との共通点を聞かれた山田は「仁くんとは事務所も一緒ということもあって、昔から面識はあって。基本はケンイチとは違うなと思うんですけど、何考えてるかわからない感じとかはちょっと共通するところもあるのかなと思います」とコメント。山田の答えに鈴木「それはちょっと認めます」と応じ、「自分の中でもふわっと似てる部分があるなと思いつつ、ケンイチではないなっていう」と同調した。
一方、ハルコと山田の共通点を聞かれた鈴木は「ハルコと杏奈ちゃんは正直言ったら全然違うかなと思ってて。杏奈ちゃんがあんなに朝ワタワタしてる姿は想像できないです」と山田にハルコのような寝坊のイメージはないと言う。これに山田が「諦めちゃうかもしれない。『寝坊した』ってなったらあんなに頑張れないかな」と返すと、鈴木は「寝坊したとしても落ち着いてそう(笑)」と山田の印象を語った。
また、キャスティングについて尋ねられた瀬田監督は「仁くんはオーディションでお会いしたんですけど、ヒョロッとしてて、メガネをかけてもらったら『あ、ピッタリじゃないか』っていう気持ちがしました」と説明。「オーディションに来る人って、ものすごくやる気があるか、『やる気あるのってダサいよね』みたいな感じの人が多い気がするんですけど、(鈴木は)どっちでもない。掴みどころのなさみたいなのがケンイチっぽいんじゃないかな」とキャスティングの決め手を明かした。
さらに山田をハルコ役に選んだ理由を「しっかりされている。年下なんだけど、勝手に同じ目線で話せるというかそういう印象があったので、ハルコを作っていくときに一緒に相談して作り上げていける安心感というか、信頼できる」と話したところで、「…仁くんも信頼してたんですけど」と付け足し、会場に笑いが起こっていた。