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横浜流星、池田エライザら『エル シネマアワード』受賞者発表&コメント到着

映画

「エル シネマアワード2020」にVTR出演した(左から)蒼井優、黒沢清、横浜流星、池田エライザ
「エル シネマアワード2020」にVTR出演した(左から)蒼井優、黒沢清、横浜流星、池田エライザ

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横浜流星

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蒼井優

黒沢清

 俳優の横浜流星、女優で映画監督の池田エライザらが、オンライン生配信で実施された「エル シネマアワード2020」にVTR出演。横浜は映画『きみの瞳(め)が問いかけている』で「エル メン賞」、池田が『夏、至るころ』で「エル・ガール ニューディレクター賞」をそれぞれ受賞した。

【写真】横浜流星、池田エライザら『エル シネマアワード2020』受賞者

 同アワードは、文化人や映画ジャーナリスト、ファッション関係者ら約60名を迎え、独自の視点でその年のナンバーワン映画を選出し、ファッションメディア「ELLE」が、日本の映画界で輝く女優と監督に贈る「エル ベストアクトレス賞」「エル ベストディレクター賞」、今年目覚ましい活躍をした男性に贈る「エル メン賞」、今後の活躍に期待したい「エル・ガール ニューディレクター賞」の4部門を設け開催するイベント。今年は例年と違い、史上初のELLE Japan公式YouTubeとツイッターで行われたオンライン生配信で実施された。

 この日は「エル メン賞」を受賞した横浜、「エル・ガール ニューディレクター賞」の池田のほか、「エル ベストアクトレス賞」の蒼井優、「エル ベストディレクター賞」の黒沢清監督がVTR出演。

 自身がメンズ初のジャパンアンバサダーを務めるディオールの洗練されたスーツに身を包んだ横浜。2020年は日本アカデミー賞新人俳優賞に加え、エランドール賞新人賞を受賞し、映画界のみならずドラマ界でもより一層存在感が増した横浜は、『きみの瞳が問いかけている』について「自分の中でとても手応えを感じた作品だったので、少しでも皆さんの心の中に届いているのかと思うと嬉しいですし、僕自身も人として学ぶことが多かったので、これからもずっと心に残るような大切な作品となりました」とコメント。

 一方、初監督作品『夏、至るころ』では10代で上京した彼女自身のエピソードを原案に、オリジナル脚本で映像化し、瑞々しい演出力を発揮した池田は、フェンディのドレスにブルガリのジュエリーをまとい登場。韓国で開催された第21回全州国際映画祭、中国の第23回上海国際映画祭に正式招待された初監督作品について、「たくさんのことを学びながらでもポジティブで思いやりのある、奇跡のような現場で、とても幸せでした。これからも、自分で自分に制限をかけずにいろいろなことを学び続ければ、可能性が広がっていくことを、私を通じて誰かに伝わったらいいなと思っています」とメッセージを寄せた。

 また、『ロマンスドール』『スパイの妻<劇場版>』『おらおらでひとりいぐも』と、3本の映画に出演した蒼井は、ヴァレンティノの黒のロングドレスに、ショパールのダイヤモンドネックレスを着用。「経験したことのない時間を、世界中のみなさんが過ごした1年だったと思いますが、たくさんのことを考えるきっかけにもなりました。改めて、こんな状況のなかだからこそ、映画や舞台でしか得られないエネルギーがあるということを知ることができて、今よりもう少し背筋を伸ばして作品づくりに挑んでいきたいと思うようになりました」と今年1年を振り返った。

 『スパイの妻<劇場版>』でメガホンを取った黒沢監督は、アルマーニのタキシードを着て登場。「今年はコロナ禍でエンターテイメントをみんなで観る、観た人と話し合う、おしゃべりし合うというような場が残念ながらすごく制限されてしまって、それがとてもつらいことでした。そのような場は、遠からず取り戻せるだろうと信じています」と力強く語った。

<受賞者コメント全文>
◆蒼井優(エル ベストアクトレス賞)
賞をあげてもいいかなと思っていただけたのは、とてもありがたいですし、自分の中で迷いながら、悩みながら、作品をやっていたので、頑張れという意味だと思って、ありがたく受け取らせていただきます。経験したことのない時間を、世界中のみなさんが過ごした1年だったと思いますが、たくさんのことを考えるきっかけにもなりました。改めて、こんな状況のなかだからこそ、映画や舞台でしか得られないエネルギーがあるということを知ることができて、今よりもう少し背筋を伸ばして作品づくりに挑んでいきたいと思うようになりました。

◆横浜流星(エル メン賞)
素敵な賞をいただけて、光栄に思っています。いろいろなことがあった一年でしたが、人の優しさに救われた年でもありました。『きみの瞳が問いかけている』では、作品が良くなるように、観てくださる方々の心を動かせるように、という思いで、全力で役として生きていました。自分の中でとても手応えを感じた作品だったので、少しでも皆さんの心の中に届いているのかと思うと嬉しいですし、僕自身も人として学ぶことが多かったので、これからもずっと心に残るような大切な作品となりました。

◆池田エライザ(エル・ガール ニューディレクター賞)
ファッションの誌の中でも特に映画への愛情を今までたくさん企画されてきたELLE(エル)から、本当に栄誉ある賞をいただけて、すごく幸せです。改めて私ひとりでとった賞ではなく、たくさんの方に支えられて賞をいただけたんだなと感じています。初めての監督としての経験は、女優をしていたからといって決して楽なことはなく、たくさんのことを学びながらでもポジティブで思いやりのある、奇跡のような現場で、とても幸せでした。これからも、自分で自分に制限をかけずにいろいろなことを学び続ければ、可能性が広がっていくことを、私を通じて誰かに伝わったらいいなと思っています。

◆黒沢清(エル ベストディレクター賞)
ファッション雑誌の賞をいただくということは予想もしていなかったので、本当にびっくりしました。『スパイの妻』という映画は、これまでになく衣装やメイク、髪型などに相当気を使って作りましたので、そのことが評価されたのかな、と思っております。ベネチア映画祭の銀獅子賞をいただいたことは、先に進むための第一歩であるというのがハッキリと自分の中で位置付けられています。今年は映画を作ることはできませんでしたので、来年こそは、新しい映画をなんとしても作りたい。それが私にとって『スパイの妻』以降の新しい次の一手になるだろうと思います。今年はコロナ禍でエンターテイメントをみんなで観る、観た人と話し合う、おしゃべりし合うというような場が残念ながらすごく制限されてしまって、それがとてもつらいことでした。そのような場は、遠からず取り戻せるだろうと信じています。

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