クランクイン!

  • クランクイン!ビデオ
  • クラインイン!コミック
  • クラインイン!トレンド

  • ウェブ全体を検索
  • このサイト内を検索

クリストファー・ノーラン、新作映画の劇場公開と同時配信に対し非難

セレブ&ゴシップ

クリストファー・ノーラン
クリストファー・ノーラン(C)AFLO

関連 :

クリストファー・ノーラン

パティ・ジェンキンス

 来年公開予定の新作映画を、劇場公開と同時に、傘下のHBO Maxでストリーミング配信すると発表した米ワーナー・ブラザースに対し、関係各所から非難の声が上がっている。フィルムメーカーたちは不信感を露わにし、制作会社は裁判も辞さない構えだという。

【動画】ティモシー・シャラメ主演『DUNE/デューン 砂の惑星』予告編

 現地時間3日、大手映画スタジオの米ワーナー・ブラザースが、『マトリックス』第4弾や『DUNE/デューン 砂の惑星』、『ザ・スーサイド・スクワッド』、『ゴジラVSコング(仮)』など、来年公開予定の新作映画17作を、北米では劇場公開と同時に傘下のストリーミングサービス「HBO Max」で配信すると発表した。しかし、この発表は事前に関係各所と相談がなされていなかったとのことで、波紋を呼んでいる。

 これまでワーナー・ブラザースと組んで多くの作品を発表し、今年はコロナ禍に『TENET テネット』を公開したクリストファー・ノーラン監督は、Hollywood Reporterに声明を発表。「業界の名高いフィルムメーカーや、力のある映画スターたちは、最高の映画スタジオと一緒に仕事をしていると思って眠りに付いたが、翌朝起きてみると、実は自分が最悪のストリーミングサービスのために仕事をしていた事ことに気が付いた」と不快感を表明。

 「ワーナー・ブラザースは、フィルムメーカーたちの作品を、劇場と自宅のどちらにも公開できる素晴らしいシステムを持っていました。しかし、今こうしている間にも、そのシステムを取り壊そうとしています。何を失っているのか理解すらしていません。彼らの決断は、経済的視点に欠けるもので、業界に詳しくない投資家でさえ、混乱と機能不全の違いを理解できることだ」と痛烈に非難した。

 さらに、現地時間7日には、『DUNE/デューン 砂の惑星』と『ゴジラVSコング』の制作をワーナー・ブラザースと共同で手掛けた、レジェンダリー・エンターテイメントが法的措置を検討していると報道された。Varietyによると、レジェンダリーはまず、より良い合意を得るために協議を行いたいと望んでいるものの、和解に至らなかった場合には、法的措置もありうるそうだ。

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る