『おちょやん』名場面の連続に感動の声も“テルヲ”の登場にネット「何しに来たんやー!」

杉咲花が主演を務めるNHK連続テレビ小説『おちょやん』(NHK総合/月曜~土曜8時ほか)の第3週「うちのやりたいことて、なんやろ」(第15回)が18日に放送され、ラストシーンで千代(杉咲)の父・テルヲ(トータス松本)が登場すると「何しに来たんやー!」「金の無心に来たやろ!!」などの声が集まった。
【写真】感動の場面 延四郎(片岡松十郎)と会うシズ(篠原涼子)
『おちょやん』は第103作目となるNHK連続テレビ小説。明治の末に大阪の貧しい家に生まれた千代(杉咲)が、奉公に出された道頓堀で芝居に出会い、女優の道を志す姿を描いていく。
女優・高城百合子(井川遥)は舞台を去り活動写真へ出演することを決意。思わず不安を感じた百合子は、人が行き交う道頓堀の大通りで「カチューシャの唄」を静かに口ずさむ。道の真ん中で佇む百合子を何気なく見ていたのは、着物姿の女性とチンドン屋の一団。チンドン屋の演奏に乗せて、着物姿の女性が「カチューシャの唄」を歌うと、百合子はその歌に背中を押されるように、未来に向けて歩き出す。
このシーンに、ネット上には「今日の演出むちゃくちゃ良い」「チンドン屋の歌に見送られて歩いていく百合子さん、かっこよかった。涙涙」といった反響が寄せられた。
一方、岡安の女将・シズ(篠原涼子)は、役者を廃業し故郷へ戻る延四郎(片岡松十郎)と2人で会い、引きずっていた思いに区切りをつける。それから数日後、岡安に“延四郎が病死した”と便りが届く。病を押して千秋楽の舞台に立ち、シズに今生の別れを告げた延四郎。シズが延四郎を思い1人で涙を流す姿が映し出されると、ネット上には「今日はちょっと涙が止まりません」「私の中で神回」などのコメントが相次いだ。
しかし、ラストシーンになると千代を強引に奉公に出してまったく音沙汰のなかった父・テルヲが岡安に現れる。第1週で散々“ダメ親父”ぶりを発揮してきたテルヲの再登場に「テルヲ、何しに来たんやー!」「お前絶対金の無心に来たやろ!!帰れ!!」といった声が殺到した。