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紀里谷和明監督の新作『新世界』パイロット映像完成 山田孝之×GACKT出演、主題歌は黒木華

映画

『新世界』パイロット映像より
『新世界』パイロット映像より

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山田孝之

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紀里谷和明

 俳優の山田孝之とGACKTが出演する、近未来の東京を舞台にした紀里谷和明監督最新作『新世界』のパイロット映像が完成した。主題歌はLux Omnia Vincit(ラックス オムニア ヴィンセット)が提供し、ボーカルを女優の黒木華が担当する。

【動画】『新世界』パイロット映像

 『新世界』は、紀里谷監督が長年にわたり企画構想を温めてきた近未来の東京を舞台にした意欲作で、最先端CG技術を生かしてこれまでにない新しい表現に挑戦している。

 舞台は、全国を襲った大規模な震災が引き金となり、国のシステムが崩壊した近未来の日本。スラムと化した街には犯罪者があふれ、8年にも及ぶギャングの縄張り争いが全国各地で激化していた。中でも浅井、徳川、今川、斎藤を傘下に収める最大の勢力・武田信玄は、今や警察はもとより政界にまで影響を及ぼすほどの力を手にし、影から国をコントロールする存在となっていた。

 理想の新世界を求め覇権争いに身を投じる織田の若きリーダー・信長は、襲いかかる今川を返り討ちにすると、続いて斎藤への奇襲にも成功する。これを機に、武田の「奴隷」として生きて行く事に葛藤を覚えていた徳川家康は、幼なじみでもあった信長からの誘いに応え、共に歩む事を決意する。

 紀里谷監督は今回のパイロット映像制作にあたり、クラウドファンディングプロジェクトを「Makuake」で実施。903名から総計約1400万円の支援を受け、紀里谷監督が長年パートナーを組むCGプロダクションのエヌ・デザインが制作した。

 パイロット映像は、紀里谷監督のメッセージからスタート。「2020年の6月にスタートした『新世界』プロジェクト。そのトレーラーが完成いたしました」と切り出し、コロナ禍でエンターティンメント産業も大きな打撃を受けている中、作品を届けるべくひとつの新しい制作の仕方を提案したいと語る。そしてこれから本作の長編に取り組むにあたり、企業に向けて賛同や支援、さらに映画会社や配信会社、プロデューサーらに協力を呼びかけている。

 続くパイロット映像では、山田演じる信長やGACKT演じる家康が華麗なアクションを繰り広げるシーンや、2人が「この世界にはひとにぎりの支配者と、それを支える奴隷たちがいればいい。自由などというものを与えたところで、愚か者たちはその扱い方すら知らない」「家康。檻に入って餌をもらい続けるのか、地平線を目指して走り続けるのか、お前はどっちを選ぶ?」「信長、お前一体どこに向かってんだよ」「オレが向かっているのは、誰も見たことのない新しい世界さ。一緒に来るか」とやりとりを繰り広げる場面などが、CGを駆使した映像で映し出されていく。映像の後半からは黒木華の透明感のある歌声が流れ、最後は家康が「ぼうや、青い猫はもう助けには来てくれないんだよ」と謎めいたセリフを語る姿で幕を閉じている。

『新世界』パイロット映像

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