『ゴジラ S.P』ゴジラのデザイン画解禁 山森英司「初代のデザインモチーフを念頭に」
映画
『ゴジラ』の完全新作テレビアニメシリーズ『ゴジラ S.P ＜シンギュラポイント＞』（TOKYO MXほかにて4月より放送、Netflixにて日本先行で全世界独占配信）より、本編に登場する新たな“ゴジラ”のデザイン画が解禁された。
【写真】アニメ『ゴジラ S.P ＜シンギュラポイント＞』場面写真
本作は全13話のテレビアニメで、映画とは全く違うオリジナルストーリー。女性研究者の神野銘と男性技術者の有川ユンという2人の若き天才が、人類に訪れる未曽有の脅威に対して、周囲の人間たちと共に挑む姿が壮大なスケールで描かれる。
アニメーション制作はスタジオ「ボンズ」と「オレンジ」がタッグを組み、手描きアニメとCGのハイブリッドで制作される。監督は高橋敦史、シリーズ構成・脚本を芥川賞作家の円城塔、キャラクターデザイン原案を漫画『青の祓魔師』の作者・加藤和恵、アニメキャラデザインを石野聡が担当する。
本作に登場する怪獣のデザインを手がけるのは、『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』など多くのスタジオジブリ作品に参加してきたアニメーター・山森英司。今回解禁された“ゴジラ”デザインビジュアルは、山森が描き下ろし、同じく本作のコンセプトアートを担当し、これまで『リトルウィッチアカデミア』『キルラキル』など数々の作品で美術監督を務めた金子雄司が着彩。迫力ある“ゴジラ”のデザインビジュアルとなった。
山森は本作での怪獣デザインについて「CGという事で、着ぐるみでは不可能な骨格にし、生物学的にも変じゃない巨大な生き物を意識してます。その上で原点回帰してモチーフからの再デザインだったり、歴代東宝怪獣をオマージュして取り入れたりしました」と語る。
ゴジラをデザインする上でこだわった点については「何より初代のデザインモチーフを念頭に置き、絶対に人類と意思疎通など出来ない、畏怖すべき生き物としての威厳を持たせる事です。初期の昭和ゴジラのイメージを統合し、それでいて新しい初めて見る姿を目指しました」としている。
アニメ『ゴジラ S.P ＜シンギュラポイント＞』は、TOKYO MXほかにて4月より放送。Netflixにて日本先行で全世界独占配信。
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