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門脇麦、『あのこは貴族』は「女の子たちが呪縛から解き放たれる物語」 メイキング画像到着

映画

映画『あのこは貴族』(左から)門脇麦、岨手由貴子監督
映画『あのこは貴族』(左から)門脇麦、岨手由貴子監督(C)山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会

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 女優の門脇麦が主演し、共演に水原希子を迎える映画『あのこは貴族』より、メイキング画像8点が解禁。併せて、門脇が本作について語るコメントも到着した。

【写真】門脇麦、水原希子、高良健吾の姿も 映画『あのこは貴族』メイキング画像(8点)

 本作は、山内マリコの同名小説を原作とする青春譚。東京の上流階級に生まれ育った「箱入り娘」の華子と、猛勉強して入った名門大学を家庭の事情で中退した「上京組」の美紀。都会の異なる環境を生きる2人の女性の人生が交錯し、それぞれ恋愛や結婚だけではない人生を切り拓いていく姿を鮮やかに描く。
 
 門脇が、都会に生まれ、婚活に余念がない箱入り娘の榛原華子役で主演を務め、水原は地方から上京し、自力で都会を生き抜く時岡美紀役で共演する。奇しくも華子と美紀を繋ぐことになる弁護士・幸一郎役を高良健吾、華子の学生時代からの友人でバイオリニストの逸子役を石橋静河、美紀の地元の友人で同じ名門大学に入学する平田役を山下リオが演じる。メガホンを取るのは、初のオリジナル長編作品『グッド・ストライプス』で新藤兼人賞金賞を受賞した岨手由貴子監督。

 本作の企画が本格的に動きだしたのは、2016年11月。山内マリコが登壇する原作の出版記念イベントに、岨手監督が訪れたのが始まりだ。以前から山内作品を愛読していた岨手監督は、小説『あのこは貴族』も文芸誌の連載時からチェック。異なる階層の女性たちの心情を通して、東京という都市の成り立ちに踏み込んだ上で「東京出身者と地方からの上京組という2つの視点を通して、女性の生きにくさが重層的に描かれているのが印象的だった」と明かす。
 
 岨手監督は、自ら山内へ映画化を直談判。映画化にあたり、山内から授かったという「このお話はある意味、今の日本の構造論。そこはぜひ意識してください」というアドバイスを軸に、半年間に及ぶ徹底的なリサーチをした上で脚本を完成させた。

 主人公の華子を演じた門脇は、本作について「華子はお嬢様育ちで、家のしきたりや親に用意されたレールに乗ってきた子。一方で美紀は、地方から東京に出てきた上京組というレッテルや劣等感を自ら課している子。この作品はそんな女の子たちが自ら課したレールから自分で選択して降り、その呪縛から解き放たれる物語だと思います」とコメント。華子と美紀が、出身地、学校、会社など、あらゆる場面でカテゴライズされ続けることによる生きづらさを抱えながらも、その先にある希望を見出していく様は「観ていてとても清々しい気分になる」と語り、本作の出来栄えに自信をのぞかせている。

 メイキング画像は、真剣な様子で岨手監督と話し込む門脇、水原、高良の姿に加え、花束を抱えてクランクアップを笑顔で祝う門脇と岨手監督の2ショット写真などを収めている。

 映画『あのこは貴族』は2月26日より全国公開。

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