佐藤健、独立発表後初の公の場 『剣心』への思いを語る「大切なターニングポイント」

関連 :
俳優の佐藤健が24日、オンラインで開催された「るろうに剣心 GLOBAL FAN SESSION(グローバルファンセッション)」に登場。この日が事務所からの独立発表後、初の公の場となった佐藤は、緋村剣心を演じてきたシリーズについて「きっかけを与えてくれた、非常に大切なターニングポイント」と語った。
【写真】佐藤健、剣心役を全うし晴れやかな表情 「るろうに剣心 GLOBAL FAN SESSION」にて
本イベントは、映画『るろうに剣心 最終章 The Final』、そして『るろうに剣心 最終章 The Beginning』の完成を祝して開催されたもの。佐藤は公開延期を乗り越えたことを踏まえ「早く見てほしいという気持ちは非常にありますが、やっぱり同時に、『これで本当に終わりなんだ』と思うと、寂しさも感じますね」と複雑な心境を吐露しつつ、「喜びも寂しさも含めて、全部、ファンのみなさんと共有できたらうれしいなと思います」と気持ちを新たにした。
ヒロインの神谷薫を演じた武井咲は、撮影での剣心との再会について「うれしかったですよ。目の前に剣心が現れてくれて」とニッコリ。剣心と激闘を繰り広げる雪代縁を演じた新田真剣佑は「1作目が公開した時、14歳で」と回想し「ファンなので。『うわ! 本物の剣心だ!』みたいな(笑)」としつつ「(気持ちを)すぐ切り替えました」と振り返っていた。
本作との出会いによって生じた人生の変化を聞かれた佐藤は、「まるっきり変わったと思う」と言い、「チャンスを与えてくださった作品であり、やっぱりそれ以降にいただけるオファーとかも変わってきたと思うので。きっかけを与えてくれた、非常に大切なターニングポイント」と話していた。
この日は、共演者の青木崇高、土屋太鳳、有村架純、高橋一生、江口洋介、そして大友啓史監督も出席。シリーズのロケ地となった熊本県が被災したことを踏まえ、同県を勇気づけるために、剣心を象徴する十字傷型の花火が打ち上げられる様子も中継された。
映画『るろうに剣心 最終章 The Final』は4月23日より、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』は6月4日より全国公開。