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ホン・サンス最新作 謎めく女性心理をスリリングにあぶり出す『逃げた女』予告

映画

 第72回ベルリン国際映画祭銀熊賞(監督賞)に輝いた韓国のホン・サンス監督最新作『逃げた女』が、6月11日より公開されることが決定。予告編とポスタービジュアルが解禁された。

【動画】映画『逃げた女』予告編

 本作は、『夜の浜辺でひとり』でベルリン国際映画祭銀熊賞(主演女優賞)受賞という栄誉をホン・サンス監督にもたらした公私にわたるパートナーで、パク・チャヌク監督作『お嬢さん』でも強烈な印象を残した女優キム・ミニとの7度目のタッグとなる作品。キム・ミニのほか、ホン・サンス監督作品の常連であるソ・ヨンファ、クォン・ヘヒョ、『はちどり』でヨンジ先生を演じたキム・セビョクなど実力派が顔をそろえている。

 5年間の結婚生活で一度も離れたことのなかった夫の出張中、初めてひとりになった主人公ガミ(キム・ミニ)は、ソウル郊外に暮らす3人の女友だちを訪ね、再会する。バツイチで面倒見のいい先輩ヨンスン、気楽な独身生活を謳歌する先輩スヨン、そして偶然再会した旧友ウジン。行く先々で、「愛する人とは何があっても一緒にいるべき」という夫の言葉を執拗に繰り返すガミ。穏やかで親密な会話の中に隠された女たちの本心と、それをかき乱す男たちの出現を通して、ガミの中で少しずつ何かが変わり始めていく。

 予告編は、結婚5年目のガミが、初めての1人旅に出る様子からスタート。行く先々で「夫とは1日も離れたことがない」と繰り返すガミだが、女友達との会話で、「旦那さんを本当に愛してる?」と聞かれ「さあ、分からない」と答える姿も。1人で過ごす時間が、ガミに与える変化とは? 最後は街中を歩いていくガミの後ろ姿と、愛らしい猫の映像で幕を閉じる。

 ポスタービジュアルは、ガミがひとりで映画館で過ごす場面を切り取ったもの。その横には「ひとりになって、見えてきたもの」という意味深なコピーが添えられている。果たして「逃げた女」とは誰のことなのか。そして、彼女は一体何から逃げたのか。揺れ動く女性心理をスリリングにあぶり出すとともに、人間や人生の本質を、ユーモアと詩情豊かなホン・サンス独自のスタイルで描き出していく。

 映画『逃げた女』は6月11日より全国順次公開。

映画『逃げた女』予告編

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