乃木坂46、初の“1期生ライブ” 8人で見せた10年の絆「グループが本当に大好き」
MCでは、ピアノアレンジされた「乃木坂の詩」をBGMに、8月21日の結成10周年を控えるメンバーたちが、それぞれ“今”の思いを語った。
樋口は「選抜やアンダーと分かれて活動することもあって。すごくつらくてもどかしい時期もあった」と吐露し、和田は「13歳で広島から上京してきたんですけど、親に昔『もっと教えたいことたくさんあったのに』と言われて。お母さんも、そんな早く親元から離れるとは思っていなかったから。でも、私はここにいるみんなにすごく大切なことをいっぱい教えてもらった」と若くして上京した加入当時を振り返った。
つらいときに「大好きな乃木坂46の曲を聴いて、自分を奮い立たせて」と語ったのは松村。生田は「アイドルは期限が限られているから、だからこそ、今いるメンバーに大好きとこの瞬間に伝えたい」と語り、星野は「ライブの裏側でも、自分が出番終わったら『すごく良かった』とか『めちゃくちゃかっこ良かった』とか、お互い声掛けている姿を見て。メンバーそれぞれがほかのメンバーを一番に考えているから、10年間も乃木坂46として活動できたんだな」と歴史をたどった。
高山は「リハーサルで『ぐるぐるカーテン』を歌ったときに、もう音源の声のメンバーがこんなにいないんだと悲しくて泣いてしまいました」と寂しさを募らせ、齋藤は「いつも私は、言葉が足りないと思ってはいるんですけど、みんなのことがやっぱり好きなので、みんながいてくれたら、どんな風にもどんな姿にも変わっていけると思います」と吐露。
秋元は「今一番思うのはこのグループが本当に大好きだなということ」と前置きし、「心細くなったときに、私たちの背中に卒業生がついているという気持ちを持つと、いつも勇気が湧いてきます」と、卒業生たちにも思いを巡らせた。
その後、お互いにほほ笑み合いながらデビューシングル「ぐるぐるカーテン」を歌い上げたメンバーは、あいさつをしていったんステージを跡にした。
再びアンコールで戻ってきた1期生の8人は、秋元の「大好きな後輩ちゃんたちの曲を」という掛け声を合図に、3期生の「思い出ファースト」、2期生の「ボーダー」、4期生の「I See…」をパフォーマンス。ラストに、デビューシングル収録の「左胸の勇気」を歌い上げ、この日の公演を完走した。
乃木坂46「9th YEAR BIRTHDAY LIVE〜1期生ライブ〜」セットリストは以下の通り。
M1:制服のマネキン
M2:会いたかったかもしれない
M3:指望遠鏡
M4:君の名は希望
M5:13日の金曜日
M6:Out of the blue
M7:僕のこと、知ってる?
M8:命は美しい
M9:ロマンスのスタート
M10:欲望のリインカーネーション
M11:釣り堀
M12:ガールズルール
M13:でこぴん
M14:ここじゃないどこか
M15:インフルエンサー
M16:あの日 僕は咄嗟に嘘をついた
M17:Against
M18:裸足でSummer
M19:ごめんね、スムージー
M20:心の薬
M21:ぐるぐるカーテン
EN1:思い出ファースト
EN2:ボーダー
EN3:I see…
EN4:左胸の勇気
■乃木坂46「9th YEAR BIRTHDAY LIVE」3期生・4期生 単独公演も決定
4期生公演:5月8日(土)
3期生公演:5月9日(日)