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『エヴァ』ケンスケ役の岩永哲哉、庵野監督の下でのアフレコはダメ出し連発「揉まれて成長できた」

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『シン・エヴァンゲリオン劇場版』「第3村ミニチュアセット」先行内覧会に登場した岩永哲哉
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』「第3村ミニチュアセット」先行内覧会に登場した岩永哲哉 クランクイン!

 声優の岩永哲哉が9日、東京・SMALL WORLDS TOKYO展示場で開催された『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の「第3村ミニチュアセット」展示開始発表会に出席。迫力満点のミニチュアを前にして、碇シンジの同級生・相田ケンスケを長年演じた心境を語った。

【写真】SMALL WORLDS TOKYOでお披露目された「第3村ミニチュアセット」

 今回は、本作の大ヒットを記念し、劇中に登場する「第3村」のシーンを作り上げるために制作したミニチュアセット(1/45スケール)「第3村ミニチュアセット」(場面設定・画面構成検証用)を展示。幅約9m×奥行き約4mで、「第3村」の中心部が木製のミニチュアセットで構築されている。また、3D技術で劇中キャラクターの1/45フィギュアを制作し、映画の舞台のベースとなるポイントへ設置する。

 岩永は、劇中の作画のモデルになった衣装とカメラ、私物のアウトドアグッズを身につけて登場。第3村の展示を目の当たりにして「ケンスケだったらこう言っている。『すごい、すごすぎる! これが第3村のミニチュアか…!』」とパフォーマンス。「(ミニチュアは)広いですね。想像を絶する。もはやミニチュアではない。計算してみたらウチのマンションより広い。補完計画の前にウチの引っ越し計画をしたほうがいい。自分が何回も演じるケンスケが住んでいた村ですので、感無量」と大興奮。

 第3村について「ある意味、一番重要と言えるくらい素晴らしい町。『シン・エヴァ』の中で生きる希望。第3村が大切に描かれることで後半の話に活きてくる。特別な村」と解説した。

 本作で描かれるケンスケに関しては「今回ケンスケはしっかりとした28歳として庵野監督が描いてくださった。色々重要な役割を、シンジに対しても、村に対しても、アスカに対してもそう。彼なりの精一杯でいい仕事をしていた。ケンスケの成長と彼なりの優しさ、友達にかける思いやりをみていただきたい」とアピール。

 シリーズでケンスケを演じた過去を振り返って「少年時代は機転が利いて、繊細で、ノリがいい。でも父親となかなか会えないから寂しさを抱えている。ちょっと自分の似た感じがある。昔からシンクロしていた。分身のような、シンクロしたキャラクター」だと話した。

 前作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』(2012)では登場せず、巷では死亡説も流れていたことについて「生きててくれれば、セリフ一言でもいいという願いもあった。空白の14年間を、サバイバルオタクで乗り切った。とんでもないオタク。ニアサードインパクトをサバイバルで乗り越える。生きていてくれてありがとうございます」と感謝。一方、庵野秀明監督の下でのアフレコを振り返って「終わることのないダメ出し(笑)。(声優陣の)皆それで揉まれて、成長できました」と述懐した。

 カラーの文化事業担当学芸員である三好寛氏は、本ミニチュアセットが、『シン・ゴジラ』(2016)のヤシオリ作戦で崩れるビル内部の特撮ミニチュア(1/4)を手がけた腕利きの職人の手によるもので、2017年から存在していたと明かして「約2年半、3年黙っていた。それはつらかったです」と笑っていた。

 発表会には、岩永や三好氏のほかに近藤正拡氏(SMALL WORLDS・代表取締役)、神村靖宏氏(グラウンドワークス・代表取締役)も出席した。

 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の「第3村ミニチュアセット」は、SMALL WORLDS TOKYO展示場にて4月10日~9月20日まで期間限定展示。

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