ハロプロ研修生、初の単独ライブ開催 「実力診断テスト」歌唱曲&歌唱順も発表

ハロプロ研修生およびハロプロ研修生北海道による単独ライブ「ハロプロ研修生2021 初単独ライブ~エピソードゼロ~」が17日、東京・中野サンプラザで開催された。
【写真】ハロプロ研修生、初の単独ライブの模様
同会場はハロプロ研修生にとって例年行われている「公開実力診断テスト」の会場としても馴染み深いところだが、今回の公演はハロプロ研修生史上初の全員参加による単独ライブ。新型コロナウイルス感染防止対策を徹底し、ハロプロ研修生の集大成ともいえるセットリストが組まれた。
オープニングSEに観客のクラップが大きく響く中、「彼女になりたいっ!!!」からスタート。甘酸っぱいハイテンションナンバーで会場を明るく染め上げた後には「ありがた迷惑物語」で力強く前へ前へと踏み込む姿をみせた。最近のライブ定番曲となった「悪いヒト」では会場の熱量を上げていく。
メンバー紹介を経て、中盤はチーム分けされた状態でのパフォーマンス披露へ。ポップなメロとラインダンスのダイナミックさで惹きつける「正しい青春ってなんだろう」、がむしゃらでひたむきな歌唱にあわせ観客席も手を振って一体感を生み出した「Rainbow」の後にはいよいよハロプロ研生ユニットの4人(米村姫良々・石栗奏美・窪田七海・斉藤円香)がステージに登場し「ミステイク」を披露。間断ないダンスパフォーマンスを隙なくこなしつつ、同時に聴かせてくる歌唱もステージを重ねるごとに向上しているようだ。
ハロプロ研修生ユニットは、ハロー!プロジェクトが今年中に結成を目指している新グループのメンバーに全員加わることが発表されている。MCタイムではユニット4人による対バンイベントへの出演が多くなってきたことが話題にのぼると、「いつもより短い出演時間でどう見せるか考えています」(斉藤)、「初めて見てくださる方々とも一緒に盛り上がっていきたいです」(窪田)、「対バンイベントから研修生イベントを見に来てくださった方がいて嬉しかったです!」(石栗)、「ステージと観客席が近いときもあり、お客さんの表情がよく見えます」(米村)とそれぞれが思いを語った。
また、中盤ではこのライブならではのパートも。今年3月の研修生発表会では事前オーディションの合格チームによる課題曲披露が行われたが、それに続いて今回は他チームにも披露の場が与えられた。昼公演ではチームホワイト(中山夏月姫・松原ユリヤ・西崎美空・豫風瑠乃・植村葉純)、夜公演ではチーム紅(小野田華凜・広本瑠璃・橋田歩果・村越彩菜・有澤一華)が課題曲である「私が言う前に抱きしめなきゃね」をパフォーマンス披露。
直後には合格チームであるチームたまむし(山田苺・平山遊季・北原もも・江端妃咲・石山咲良)が同楽曲でパフォーマンスし、魅せ方の違いで楽しませてくれた。
続いて衣装も変わり、ふたたび研修生ユニットが登場。前から後ろへ一列に重なっての腕の表現が印象的な「恋したい新党」、そして「リアル☆リトル☆ガール」と立て続けに披露し、メンバーチェンジして後半の「Crying」「Say! Hello!」で突っ走る。「アニマルランド」ではステージに全員が集結。笑顔を輝かせながら雄大なナンバーを堂々と歌い上げた。