<バイオハザード>って何? 『バイオハザード:インフィニット ダークネス』に備える基礎知識
■T‐ウィルス
製薬企業アンブレラ社の創設前に、研究員が発見した毒性の強い花から抽出された「始祖ウィルス」を、ヒルに投与したことによって誕生したウィルス。強い感染力を持ち、汚染水などによる経口感染、血液感染などあらゆるルートで動植物関係なく感染し、一度感染すれば発熱や全身の痒みが発症する。「T」はタイラント(Tyrant:暴君)の頭文字から取られた。後に、アンブレラ社がT‐ウィルスを漏洩させたことでバイオハザードが発生。下水にウィルスが漏れ出てしまい、ネズミや昆虫を媒介してT‐ウィルスが拡散し、街全体がバイオハザードに侵された。
■B.O.W
Bio Organic Weaponの略称。アンブレラ社を始めとした有識者が、T‐ウィルスを使用して作成した「生物兵器」。アンブレラ社はさまざまな生物にT‐ウィルスを投与し、被検体になじませることでB.O.W.の製造研究を行ってきた。被験体とT‐ウィルスが拒絶反応を起こすと、ゾンビへと変貌したり、被験者の体を大きく乗っ取って別の生物へと変貌したりする。後年にはT‐ウィルス以外の新種のウィルスを組み合わせ、より凶悪なB.O.W.が製造された。
■タイラント
『バイオハザード』シリーズを代表するボスキャラクター。アンブレラ社がT‐ウィルスで作ったB.O.Wの中の一体で、成人男性の体をベースにさまざまな遺伝子改造を施し、非常に大型で人智を超えた破壊能力と耐久性能を兼ね備えるモンスターへと変貌した。ゲーム中では、プレイヤーキャラクターであるレオンやクレアを執拗に追いかけ回し、強靭な肉体に加えて回復能力も高く、手持ちの銃器では倒すことはおろか迎撃も難しいことから多くのプレイヤーを苦しめた。