のん監督・主演『Ribbon』 家族役に菅原大吉、春木みさよ、小野花梨
のんが脚本・監督・主演を務める映画『Ribbon』の追加キャストとして、のん演じる美大生いつかの父親役を菅原大吉、母親役を春木みさよ、妹まい役を小野花梨が務めることが発表された。
【写真】『Ribbon』に出演する菅原大吉、春木みさよ、小野花梨
のんが監督を務める初の劇場長編作品となる本作は、コロナ禍により未来を奪われた美大生の再生の物語。表現のすべを奪われ、自分のやるべきことを見つけだせずに葛藤する美大生(のん)が、うっ屈とした現状を持ち前のパワーで痛快に打破していく姿を描く。のんが監督を務めるのは、YouTubeオリジナル作品『おちをつけなんせ』(2019)に続き、本作が2作目。
菅原と春木は、のん初監督作『おちをつけなんせ』でものんと親子役で共演しており、息がぴったり。時には互いに反発し、時には愛情深く娘を見守る、両親と大学生の主人公との繊細でリアルな関係性を演じている。
小野は、本作でのんと初共演。姉妹の日常のやりとりをコミカルかつ印象的に演じ、クスリと笑える場面も。生き生きとした演技で、物語に彩りを添えている。
のんは菅原について「朝ドラでも共演させていただきましたが、『おちをつけなんせ』に出ていただきました。その時も菅原さんの魅力でめちゃくちゃ素敵なお父さんにしていただき、今回も是非に…と思っていました。ちょっと変わったお父さんの役を面白くそして優しく膨らませていただいて感無量です!」とコメント。
また、春木については「『おちをつけなんせ』という映画を撮った時にもお母さん役を演じていただきました! その時はがみがみお母さんだったのですが、今回は打って変わってほわんとした天然お母さんです。以前の映画の時に春木さんともう一度やりたい! と思っていたので念願が叶って本当に嬉しいです。親子のあるある! な絶妙な関係を素敵に演じてくださいました」と話す。
初共演となる小野については「パワフルで機敏な瞬発力によ って、まいという役がとても面白い役になりました。感謝です。ちょっとギャグ要素の強いキャラクター設定だったのですが、リアリティを持って表現してくださり、撮影がとても楽しかったです」と振り返っている。
映画『Ribbon』は2022年公開予定。