佐々木蔵之介、アナログ人間ぶりを告白 専門用語に「何度絶望したことか」
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7月1日スタートのドラマ『IP～サイバー捜査班』（テレビ朝日系／毎週木曜20時）の制作発表記者会見が、28日にライブ配信された。主演の佐々木蔵之介のほか、メインキャストの福原遥、間宮祥太朗が登壇、サイバー捜査スペシャリストを演じる3人が意外な超アナログ人間っぷりを告白した。
【写真】『IP～サイバー捜査班』に出演する佐々木蔵之介、福原遥、間宮祥太朗
本作は、京都府警本部に新設されたサイバー総合事犯係を舞台に、《サイバー犯罪の脅威》×《人間ドラマ》を融合させたミステリー。佐々木が超デジタル人間のサイバー捜査スペシャリスト・安洛一誠役を務めるほか、安洛の娘かもしれない人情派の新人刑事・古宮山絆役を福原、裏の顔を持つ元エリート刑事・多和田昭平役を間宮が演じる。
会見では、佐々木演じる安洛の、膨大かつ専門用語が満載なセリフ量が取り上げられ、佐々木は「専門用語の雨あられ、いやもう“嵐”なんですよ！ 僕自身はサイバーもITも超ド級がつくほどロースペックな人間でして、現場ではもう、何度絶望したことか…。でもちょっと老化防止になりました（笑）」と明かした。
そんな佐々木の奮闘を間近で見ていた福原は「佐々木さんはいつもブツブツ練習されていて…。でも本番になったら一気にぶわ～っと早口のように出てくるので、衝撃を受けていました」と尊敬のまなざし。それを受け、佐々木は「専門用語の“嵐”とはいっても、それは安洛のキャラクターを演出するひとつの手段なので、ドラマ自体が決して難しいわけではないんです」とも語った。
取材陣からはデジタル技術にちなんだ質問が続々と寄せられ、佐々木は「携帯電話でメールを打つにしても、フリック入力ができないんです」と自身のアナログっぷりを告白するとともに、「自分の“目線”のところにセリフがバーッと出てくるモニターができないかなと思っています（笑）」と、セリフ量がどんなに多くても困らない新技術を熱望していた。
「同世代と比べたら私もアナログです」という福原も、「朝起きるのがとても苦手で目覚まし時計を無意識に止めてリセットしてしまうんです。“あ、この人2度寝してる”ってわかったら自然に起こしてくれるような機能がほしいです」と、キュートな願望を告白。間宮は「“飛行機のマイル”を貯めるアプリをダウンロードしてもやり方がわからず…。1時間半くらいやってみたけどワケがわからなくて、さじを投げました」と、3人ともサイバー捜査のスペシャリストらしからぬアナログ人間っぷりを披露した。
木曜ミステリー『IP～サイバー捜査班』は、テレビ朝日系にて7月1日より毎週木曜20時放送（初回2時間スペシャル）。
