マット・デイモン×アダム・ドライバー×ベン・アフレック共演 リドリー・スコット監督最新作、10.15公開
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マット・デイモン、アダム・ドライバー、ベン・アフレックが出演するリドリー・スコット監督最新作『THE LAST DUEL(原題)』が、邦題を『最後の決闘裁判』として10月15日より日米同時公開されることが決定。壮絶な闘いの幕開けを予感させる予告編が解禁された。
【動画】豪華キャストが集結!『最後の決闘裁判』予告編
本作は、百年戦争の最中にあった中世フランスで、1386年に実際に執り行われたフランス史上最後の“決闘裁判”を映画化した歴史ドラマ。
騎士カルージュの妻マルグリットは、夫の旧友ル・グリに乱暴されたと訴える。しかしル・グリは無実を主張し、目撃者もいない。真実の行方は、夫と被告による生死を賭けた“決闘裁判”に委ねられる。それは、勝者は正義と栄光を手に入れ、敗者はたとえ決闘で命拾いしても罪人として死罪になることを意味していた。そしてもし夫が負ければ、マルグリットまでもが偽証の罪で火あぶりの刑を受けることになる…。
女性が声を上げることのできなかった時代に立ち上がり、裁判で闘うマルグリットを演じるのは、ドラマ『キリング・イヴ/Killing Eve』でエミー賞主演女優賞を受賞した注目の新星ジョディ・カマー。マルグリットと共に、決闘裁判に挑む夫ジャン・ド・カルージュを『オデッセイ』や『ボーン・アイデンティティー』シリーズのマット・デイモンが演じる。
マルグリットを襲った疑いをかけられるが無罪を主張する従騎士ジャック・ル・グリ役は『スター・ウォーズ』シリーズや『マリッジ・ストーリー』のアダム・ドライバー。カルージュとル・グリの運命を揺さぶる主君ピエール伯役はベン・アフレック。また盟友として知られるマットとベンは本作で脚本も手掛けている。二人が脚本でタッグを組むのは、アカデミー賞脚本賞を受賞した『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』(1997)以来となる。
予告編は、「私の証言に嘘偽りはありません」と毅然として訴えるマルグリット(ジョディ)、「決闘裁判を望みます」「正義はどちらか、神がお示しになる」と語る夫カルージュ(マット)、「私は無実だ」と反論し裁判の申し出を受け入れるル・グリ(アダム)、と3人がそれぞれ自身の正義を貫こうとする姿に加え、カルージュとル・グリの壮絶な闘いの様子などを壮大なスケールで映し出したものとなっている。
フランスで実際に事件が起きた当時、カルージュとル・グリのどちらが裁かれるべきか意見は真っ二つに分かれたという。そして600年以上経った今もなお、この“決闘裁判”における判決は歴史家たちの間で物議を醸している。本当に裁かれるべきは一体誰なのか。スクリーンで彼らの運命の行方を確認したい。
映画『最後の決闘裁判』は10月15日より全国公開。