ゆうばり国際映画祭2021、板垣恵介による迫力キービジュアル解禁
9月16~20日にオンライン開催される「第31回ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2021」より、漫画家の板垣恵介が描いたキービジュアルが解禁された。映画祭公式キャラクター「シネガー」と夕張に生息する「メロン熊」が雄たけびを上げてにらみ合う迫力のグラフィックとなっている。
【写真】キービジュアルを手掛けた漫画家・板垣恵介
同映画祭は、新型コロナウイルス感染予防および拡散防止に最大限努めるという考えのもと、オンライン動画配信サービスHuluと映画祭公式サイトの2つで配信される。
メイン会場としていた宿泊施設がなくなるなど、逆境に立たされ続ける同映画祭と、新しいウイルスと戦い続ける人類を鼓舞するキービジュアルには、地上最強の生物である父親や、過去からよみがえる剣豪、想像により人と同じサイズにまで大型化した昆虫、さまざまなファンタスティックな戦闘を描いてきた、北海道を代表する漫画家・板垣恵介しかいないと、映画祭スタッフがまとまり打診。完成したのは、映画祭公式キャラクターの「シネガー」と夕張に生息する「メロン熊」が、雄たけびを上げてにらみ合う迫力のグラフィックで、困難に立ち向かう映画祭にもふさわしいキービジュアルとなった。
板垣は「『凄(すご)キャラ』と『凄キャラ』を同じ画面に入れろと板垣恵介に依頼(たの)む。『対峙させろ!!』としか聞こえない…」とコメントを寄せている。
期間中はコンペティション作品の上映のほか、さまざまな企画を配信する予定。また、夕張市では、長く映画祭に協力してきた市民への恩返しとなるような、夕張市民向けの上映イベントなども企画している。
本年度の各コンペティション部門への応募数は、各部門合計794作品。日本、韓国、台湾、香港、米国、メキシコ、オランダ、スペイン、インド、フランス、ミャンマーなど、世界27の国と地域からの応募があった(合作含む)。
「第31回ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2021」は、9月16~20日、オンライン動画配信サービスHuluと映画祭公式サイトにて配信。