『刃牙』シリーズ30周年ビジュアル公開 創作コンテスト結果発表＆展覧会も決定
コミック
板垣恵介による格闘漫画『刃牙』シリーズの連載30周年を記念した特別プロジェクトが始動した。これを記念して、特設サイトではキービジュアル、歴史を振り返るページが公開。異種混合創作ファンコンテストの結果も発表された。また、2022年3月5日からはシリーズ過去最大の展覧会が開催される。
【写真】花山薫の美しすぎる「愛」＆名シーンも再現 「刃牙異種創作技戦ッッ！」入賞イラスト
『刃牙』シリーズ連載30周年記念特設サイトでは、9月30日より板垣による描き下ろしKVが公開中。赤を基調としたテーマに左右は過去シリーズの刃牙、中心には今回新たに描き下ろされた、しなやかな姿勢の刃牙が加わっている。同特設サイトでは『グラップラー刃牙』から最新作『バキ道』まで、シリーズの30年間を振り返る年表を示したヒストリーページも公開。名シーンも交えつつ、30年にわたるシリーズの歴史を紹介している。
プロジェクトの第1弾として実施していた創作ファンコンテスト「刃牙異種創作技戦ッッ！」の入賞者も発表。CHAMPION賞を獲得したもこ氏のイラスト「愛」には、原作者・板垣恵介も描いていない花山薫の理想のシーンが。これに板垣は、「花山は見てる。この夢を見てる。週一以上のヒン度で見てる」とコメントしている。そのほか、STRONG賞はラブマツ氏の「ガブォッゴボ…ッ」「ま だ や る か い」、BEAUTIFUL賞はみかん氏の「フィルムの記録」、STRANGE賞はリンクファクトリー氏の「地上最強くじ バキ当たり」に決定した。
2022年3月5日～4月17日には、東京ドームシティにて『刃牙』シリーズ過去最大の展覧会「地上最強刃牙展ッ！in東京ドームシティ」を開催。数々の名勝負を、濃密な筆致で描かれた初公開を含む原画で振り返り、「強さ」とは何か、「地上最強」とは何かというテーマを追う。
「範馬刃牙」等身大フィギュアや「刃牙の家」ジオラマ展示、目玉展示としてクラウドファンディングによる実物大「地下闘技場」の制作など、『刃牙』の世界を余すところなく堪能できる展示品が集結。会場内には、数々の激闘が繰り広げられた武闘の聖地「地下闘技場」を実物大で再現。闘技場の砂の中には、闘技者たちの骨や歯、爪など、戦いの痕が残される仕様も再現される。
また、9月30日発売の「週刊少年チャンピオン」44号（集英社）は“永久保存版”の記念号となり、特別企画としてポスターや対談、週刊少年チャンピオン連載作家陣によるお祝いイラストやスペシャルトリビュート作品まで豪華企画が目白押しとなっている。
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