山田杏奈、芋生悠にジュースを口移し!? 『ひらいて』場面写真解禁
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女優の山田杏奈が主演を務め、HiHi Jetsの作間龍斗と女優の芋生悠が共演する映画『ひらいて』より、登場人物たちの複雑な関係をうかがわせる場面写真が解禁された。
【写真】3人の複雑な関係が垣間見える 映画『ひらいて』新カット
芥川賞作家・綿矢りさによる同名小説を、26歳の若手監督・首藤凜による脚本・監督で映画化する本作。恐れを知らない女子高生の熱い恋心が、勢いあまり、意中の彼の恋人にまで向けられる、エキセントリックでありながらも切実な純愛を描く。山田が主人公の女子高生・木村愛役を務め、屈折した少女の恋心を圧倒的な存在感で表現する。作間は愛が恋する少年・西村たとえ役、芋生はたとえの秘密の恋人・新藤美雪役。
高校3年生の愛は、成績優秀、明るくて校内では人気者。そんな彼女は、同じクラスの「たとえ」に片思いをしている。彼はクラスでも目立たず、教室でもひっそりと過ごす地味なタイプの男子。だが寡黙さの中にある聡明さと、どことなく謎めいた影を持つたとえに、愛はずっと惹かれていた。自分だけが彼の魅力を知っていると思っていた。
しかし、彼が学校で誰かからの手紙を大事そうに読んでいる姿を偶然見てしまった事で事態は一変する。愛はある夜、悪友たちと学校に忍び込み、その手紙を盗んでしまう。手紙の差出人は、糖尿病の持病を抱える地味な少女・美雪。その時愛は、初めてふたりが密かに交際していることを知るのだった。学校内でも目立たない美雪がたとえの彼女だと知り、突如熱い恋心が乱反射する。そして自らの気持ちを隠して美雪に近づいていく愛。そこから愛と美雪、たとえの絡み合った三角関係が始まるのだった…。
今回解禁された場面写真は5点。山田演じる主人公・愛が、淡いピンク色の綺麗な折鶴が舞う中で誰かを真っ直ぐと見つめる姿のほか、愛が密かに恋心を寄せるたとえ（作間）、たとえの“秘密の恋人”美雪（芋生）が写し出されている。
そのほか、糖尿病の持病により倒れてしまった美雪にジュースを口移しで飲ませようとする愛の姿や、美雪の手をとり文化祭のリハを抜け出す愛に、クラスメイトの多田（田中偉登）が花束を渡す場面も。彼らが複雑な三角関係を織りなすことをうかがわせると同時に、若手俳優たちの瑞々しい演技に期待がふくらむ写真となっている。
映画『ひらいて』は10月22日より全国公開。
