打ち切り発表の『マニフェスト』、Netflixでファイナルシーズン製作へ
今年6月に、放送局の米NBCが打ち切りを発表していたSFミステリー&ヒューマンドラマ『MANIFEST/マニフェスト』。キャストやファンによるキャンペーン「#SaveManifest」が功を奏して、Netflixでファイナルとなるシーズン4が製作されることが決まった。
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本作は、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のロバート・ゼメキスが製作総指揮を務めるSFミステリー&ヒューマンドラマ。ジャマイカを飛び立った米ニューヨーク行きのモンテゴ航空828便が乱気流に巻き込まれ、無事着陸するもそこは5年後の世界だったというストーリー。全6シーズンを予定していたものの、シーズン3放送後に打ち切りが発表されていた。
Deadlineによると、シーズン4は、これまでのシーズンで最多の20話構成となり、複数のパートに分割して配信される見込み。
ジョシュ・ダラスとメリッサ・ロクスバーグはすでに出演交渉を終えており、J・R・ラミレスも出演する見込み。他のレギュラーキャスト、パルヴィーン・カウル、ルナ・ブライズ、マット・ロング、ジャック・メシーナらも契約交渉中だという。
実は本作は、キャンセル発表直後に製作のWarner Bros TVが存続をかけて各社と交渉をしていたものの、契約に至らずにいた。
しかし、ファンの間で、番組の存続を願う「#SaveManifest」キャンペーンが展開。ショーランナーのジェフ・レークはじめ、ジョシュ・ダラスらキャストもこれに参加し、ムーブメントを押し上げる形に。ちょうどアメリカでは6月よりNetflixで配信がスタートし、ニールセンの発表するランキングでストリーミング番組のトップを獲得するなどヒットを記録。今回の契約につながったそうだ。
ちなみにこの発表は、番組存続をサポートしたファンに感謝を表して、ドラマのキーであるモンテゴ航空828便にちなみ、現地時間8月28日の8時28分に行われた。