『ザ・クラウン』シーズン5、ダイアナ妃の恋人アルファイド氏のキャストが決定!
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英王室エリザベス女王の治世を描き、エミー賞を総なめにしたNetflixのドラマ『ザ・クラウン』。現在撮影中のシーズン5で、ダイアナ妃とともに悲劇的な事故で命を落としたドディ・アルファイド氏を演じるキャストが明らかになった。
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Varietyによると、ダイアナ妃の恋人、ドディを演じるのは、『ユナイテッド93』や『グリーン・ゾーン』等で知られるハリド・アブダラ。ドディ氏の父でイギリスの百貨店ハロッズのオーナーだった資産家のモハメド・アルファイド氏を、『OSLO/オスロ』のサリム・ダウが演じるという。
ドディ氏は映画プロデューサーで、ダイアナ妃と共に自動車事故で命を落とした人物。ダイアナ妃との交際は世間の注目を集め、1997年8月にパリで起きた、悲劇的な事故につながった。
シーズン5のストーリーはまだ発表されていないものの、今回のキャスティングで、ダイアナ妃の最期の数ヵ月が描かれることが予想される。
製作陣は今のところ、ダイアナ妃の事故死について触れるかどうか言及を避けているものの、シーズン4の妃とチャールズ皇太子のロイヤルウエディングを鑑みると、直接的に描かれることはなさそうだと見られている。
シーズン5では、エマ・コリンに代わり、『TENET テネット』などで知られるエリザベス・デビッキがダイアナ妃を演じ、チャールズ皇太子をジョシュ・オコナーに変わって『アフェア 情事の行方』等のドミニク・ウェストが演じる。
ドラマはこの後1990年代が舞台となり、女王の子ども、皇太子やアン王女、アンドルー王子夫妻の別居や離婚など、英王室の苦悩の時が描かれるという。シーズン1・2でクレア・フォイ、シーズン3・4ではオリヴィア・コールマンが演じたエリザベス女王を、映画版『ダウントン・アビー』などのイメルダ・スタウントンが演じ、同じくマット・スミス、トビアス・メンジーズが演じたフィリップ殿下を、『2人のローマ教皇』などのジョナサン・プライスが演じる。そのほか、チャールズ皇太子の妹アン王女役でクラウディア・ハリソン、マーガレット王女役でレスリー・マンヴィル、ジョン・メージャー元首相役で、ジョニー・リー・ミラーが出演する。