スタジオコロリド新作アニメ『雨を告げる漂流団地』2022年公開&配信 特報&KV解禁
アニメーションスタジオ「スタジオコロリド」の新作長編アニメ『雨を告げる漂流団地』がNetflix映画として制作され、2022年に全国公開されるとともに、Netflixにて全世界独占配信されることが決定。併せて特報映像とキービジュアルが解禁された。
【動画】スタジオコロリド新作長編アニメ 『雨を告げる漂流団地』特報映像
スタジオコロリドの長編アニメ映画第3弾となる本作は、団地を舞台にした夏の終わりの冒険ファンタジー。
小学6年生の航祐と夏芽は、団地で育った幼なじみ。夏休みのある日、取り壊しの決まった団地で遊んでいると、不思議な現象に巻き込まれてしまう。気づくとそこは、あたり一面の大海原でーー。航祐たちは元の世界に戻れるのか。ひと夏の別れの旅が始まる。
監督を務めるのは、33歳の若さで長編映画2作目となる石田祐康。みずみずしく浮遊感のあるフィルムで、マジックリアリズムの世界観を鮮やかに描き出す。また、キャラクターデザインを永江彰浩キャラクターデザイン補佐を加藤ふみが務める。
特報映像とキービジュアルも解禁。キービジュアルには、上空に投げ出された少年少女と、はるか下の海に浮かぶ建物が描かれている。大海原を漂流する団地、そこへ迷い込んでしまった航祐たち。団地は、どこへ向かうのか…。
石田監督は「この映画に登場するある少女は団地をかけがえのない場所と思っています。しかし周りは理解できません。オンボロ団地だのオバケ団地だの言いたい放題です。取り壊しさえ始まってしまいます。少女の思いなど、関係なく。きっと誰にでもある大切な場所は往々にして他人にとっては他人事。でもだからこそ“自分だけの特別な体験”がそこにあったはず。そういう個人的な体験を他人に伝えるのは難しい事ですが、そこから飛び出てくる熱量を前にすると、せめて自分だけでも信じてやれないものかとなって…。この映画はそういうことを信じた結果、タイトルにしてしまうほど団地に思いを寄せた作品となりました」とコメントしている。
アニメ映画『雨を告げる漂流団地』は、2022年全国公開、Netflixにて全世界独占配信。