島田敏、水樹奈々らも出演決定 スタジオコロリド『雨を告げる漂流団地』特報第3弾解禁
スタジオコロリドの長編アニメ映画第3弾『雨を告げる漂流団地』より、特報第3弾が解禁。併せて、追加キャストとして、島田敏、水樹奈々が出演することも決定した。
【動画】スタジオコロリド『雨を告げる漂流団地』特報第3弾
本作は、団地を舞台にした夏の終わりの冒険ファンタジー。小学6年生の航祐と夏芽は、団地で育った幼なじみ。夏休みのある日、航祐はクラスメイトとともに取り壊しの進む「おばけ団地」に忍び込む。その団地は、航祐と夏芽が育った思い出の家。航祐はそこで思いがけず夏芽と遭遇し、謎の少年・のっぽの存在について聞かされる。すると突然不思議な現象に巻き込まれ、気づくとあたり一面の大海原に団地ごと漂流していて─。
声優には、豪華キャストが集結。航祐役に田村睦心、夏芽役には瀬戸麻沙美。物語の謎に大きく関わってくる少年・のっぽを村瀬歩、航祐の遊び仲間で穏やかな性格の譲を山下大輝、同じく航祐の遊び仲間で好奇心旺盛な太志を小林由美子、裕福な家庭で育った学校のマドンナ的存在・令依菜を水瀬いのり、令依菜の親友である珠理を花澤香菜が務める。監督は、第42回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞、ファンタジア国際映画祭 今敏賞を受賞した『ペンギン・ハイウェイ』に続き長編映画2作目となる石田祐康。
特報映像第3弾には、突如大海原を漂流する“団地”に取り残された航祐や夏芽ら6人の小学生と、この団地にずっといるという謎の少年・のっぽが力を合わせ、サバイバル生活に奮闘する姿が。さらに、航祐と夏芽の過去も切り取られており、幼い頃は姉弟のように仲良く団地で育ったふたりの関係がギクシャクしてしまう原因になった“とある出来事“の一端も描かれている。「夏芽が大変だって知ってたのに傷つけた」と語る航祐。果たして団地でのサバイバルを通して、2人の関係は元通りになるのか。そして、彼らは元の世界へ戻れるのか。
また今回、追加キャストも解禁。航祐の祖父で、団地に引っ越してきた夏芽のことも自分の孫のようにかわいがる“やすじい”こと熊谷安次(くまがややすじ)役を、『ちびまる子ちゃん』のさくら友蔵役などで知られる島田敏。夏芽の母の兎内里子(とないさとこ)役を、歌手としても活動する人気声優の水樹奈々が演じる。
本作について、島田は「台本を頂きリハーサル映像を見た時、まず作画の素晴らしさに圧倒されました。『躍動感』『圧巻のスケール』『緻密さ』『アングル』等々、漂流して行く団地を含め、流されながらの巨大建造物の動きに驚きました。ストーリーもハラハラドキドキの連続でした」と絶賛。そして「さりげなく流れゆく平穏だけれどかけがえのない日常のシーンになればと航祐の祖父、熊谷安治役を演じさせて戴きました。コロナ禍で収録は別々になりましたが、どんな素晴らしい作品が出来上がったのか、9月16日を本当に心待ちにしております。沢山の方にご覧いただけたらと願っております!」と期待をにじませる。
水樹は「夏芽の母、里子を演じさせていただきました! 家族や友達、大切な人にだからこそ、真っ直ぐに想いをぶつけ合う難しさと、素晴らしさを改めて感じる作品です。漂流団地での冒険を通じて解き放たれる、夏芽達の痛いくらい純粋な想いを存分に味わってください!」とメッセージを寄せている。
アニメ映画『雨を告げる漂流団地』は、9月16日よりNetflixにて全世界独占配信&全国公開。