スタジオコロリド作品、2週連続地上波放送 花江夏樹ナレーションの『雨を告げる漂流団地』特別コーナーも
アニメーションスタジオ「スタジオコロリド」の新作長編アニメーション映画第3弾『雨を告げる漂流団地』が9月16日よりNetflixにて全世界独占配信&全国公開となるのを記念し、前2作の『ペンギン・ハイウェイ』(2018)と『泣きたい私は猫をかぶる』(2020)が2週連続で地上波初放送されることが決まった。
【動画】ずっと真夜中でいいのに。主題歌が彩る『雨を告げる漂流団地』本予告
9月11日19時よりTOKYO MXにて放送予定の『ペンギン・ハイウェイ』は、『雨を告げる漂流団地』の石田祐康監督の長編初監督作品。第42回日本アカデミー賞 優秀アニメーション作品賞、第22回ファンタジア国際映画祭にて最優秀アニメーション賞を受賞するなど高い評価を得た。無限の可能性を秘めた少年の瞳を通して、“果てしない世界の謎”と“冒険”がみずみずしく描かれる。新世代の才能と日本屈指の実力派スタッフ・キャストが集結し、鮮やかに描き出す青春ファンタジーだ。
9月18日22時よりテレビ東京系にて放送予定の『泣きたい私は猫をかぶる』は、『おジャ魔女どれみ』などで知られる佐藤順一、スタジオジブリを経て現在スタジオコロリドにて数多くの作品に参加してきた柴山智隆によるダブル監督をはじめ、豪華スタッフが集結したスタジオコロリド長編アニメーション映画第2弾。猫に変身できる不思議なお面を持つ女子中学生ムゲの恋と成長を描いた青春ファンタジーとなっている。
さらに9月18日の『泣きたい私は猫をかぶる』番組内では、『雨を告げる漂流団地』の紹介特別コーナーを放送予定。作品の見どころ紹介や石田祐康監督コメントのほか、特別に本編の冒頭映像が公開される。ナレーションは『泣きたい私は猫をかぶる』で日之出賢人を演じた花江夏樹が務める。
最新作『雨を告げる漂流団地』は、とある団地に集まった子供たちが経験する、初めての別れの旅を描いた物語。小学6年生の航祐と夏芽は、団地で育った幼なじみ。夏休みのある日、航祐はクラスメートと共に取り壊しの進む「おばけ団地」に忍び込む。その団地は、航祐と夏芽が育った思い出の家。航祐はそこで思いがけず夏芽と遭遇し、謎の少年のっぽの存在について聞かされる。すると突然不思議な現象に巻き込まれ、気づくとあたり一面の大海原に団地ごと漂流していて―。
公開に先駆けて行われた試写会では、主人公たちが経験する初めての別れの旅に「いい意味で裏切られたアニメ映画だった。何度も泣いてしまった」「鑑賞後は自分の中にある思い出の場所に想いを馳せつつ、ブタメンを食べたくなった」とそれぞれの大切な“思い出”に想いを馳せ、涙してしまう人が続出しているという。
アニメ映画『ペンギン・ハイウェイ』は、TOKYO MXにて9月11日19時放送。『泣きたい私は猫をかぶる』は、テレビ東京系にて9月18日22時放送。