草なぎ剛、愛犬クルミちゃんに「拾われた」 長年の付き合いで心境に変化
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俳優の草なぎ剛が14日、都内で実施されたディズニープラス「APACコンテンツ・ショーケース」にシークレットゲストとして伊藤沙莉、仲野太賀、松尾諭と共に出席。出演する新作シリーズドラマ『拾われた男』などについて語った。
【写真】ドラマ『拾われた男』出演を喜ぶ草なぎ剛、全身ショット
本イベントでは、ディズニープラスの新ブランド「STAR」が展開するアジア太平洋地域のコンテンツラインアップを紹介。日本からは新たに6作品が発表された。
草なぎらは今回、松尾諭のエッセイが原作のディズニープラス新作ヒューマン・コメディドラマ『拾われた男』に出演することが明らかに。主演の仲野は、本作がNHKも関わる大掛かりな枠組みの企画であることに触れて「まさかこのお話が自分に来るとまったく思わなかった。不思議な気持ちでいっぱい」と心境を吐露。「松尾さんに怒られないように、楽しく演じたい」とほほ笑んだ。
松尾とはプライベートで電話のやり取りをする仲だという伊藤は「チョロチョロと(笑)、“先生”からオファーを…」と冗談めかして述懐すると、たまらず松尾が「先生って言わないで!」とたしなめる。伊藤の話を聞いた草なぎが「僕は松尾くんの電話番号を知っているけど、1度も電話かかってきたことない」とこぼすと、松尾は「いやいや! 2回くらいあります!」とあわてて否定した。
本作タイトルにちなんで“人生で拾われた”と思う経験を問われた伊藤は、松尾と共演した『ひよっこ』で「ヒロインとは別の友達のオーディション」を受けた当時を回顧。「その役は、台本としてはけっこうお嬢様な言葉づかいのシーンだった。ただちょうどそのときヤンキーの役をやっていて、金髪のプリン(伸び始めた地毛の黒髪で頭頂部が黒くなる状態)にしておかないといけない状態だった。けっこうヤバい状態のままお嬢様言葉をしゃべっていた。それをたまたま脚本の岡田(惠和)さんが『その様がおもしろい』と言ってくれて、『ひよっこ』の米子役をあてがってくださった」と笑った。
同じ問いに草なぎは「作品や役に拾われている。自分の人生のターニングポイントで拾われている」と感謝する一方、愛犬のクルミちゃんに言及。「散歩していて、いつも僕の前を歩いている。どっちがリーダーなのかなと思う。真っ黒なまっすぐな目で見つめられていると、心を見透かされている気がする。僕が飼い主で迎え入れたんだけど、クルミちゃんに拾われたんじゃないかな。犬って達観している部分あるじゃないですか。それは少し思うときがある。逆に僕がクルミちゃんに拾われたのかな。真面目に生きないとな、と思う」と話した。
会場では、人気スリラー漫画「ガンニバル」の実写化プロジェクト作品で主演をつとめる柳楽優弥のビデオメッセージも上映。片山慎三監督と脚本家の大江崇允が登場し、同作をアピールした。
イベントにはその他、ウォルト・ディズニー・ジャパン代表取締役社長のキャロル・チョイ、オリジナル コンテンツ エグゼクティブディレクターの成田岳、アニメーション責任者の八幡拓人も出席した。
『拾われた男』は、ディズニープラスにて2022年より全世界配信予定。
■発表された日本発の新作コンテンツ
・『ショーグン(原題)』
・『ブラック★★ロックシューターDAWN FALL』
・『サマータイムレンダ』
・『四畳半タイムマシンブルース』
・『ガンニバル』
・『拾われた男』