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『青天を衝け』栄一の母・“ゑい”和久井映見の最期に惜しむ声続出「かっさま大好きでした」

ドラマ

大河ドラマ『青天を衝け』第32回「栄一、銀行を作る」場面写真
大河ドラマ『青天を衝け』第32回「栄一、銀行を作る」場面写真(C)NHK

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吉沢亮

和久井映見

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仁村紗和

NHK大河ドラマ

 俳優の吉沢亮が主演を務める大河ドラマ『青天を衝け』(NHK総合/毎週日曜20時ほか)第32回「栄一、銀行を作る」が24日に放送。栄一の母・ゑい(和久井映見)の最期に「かっさま大好きでした」などの声が数多く寄せられ、反響を集めている。

【写真】”ゑい”和久井映見は“千代”橋本愛に頭を下げる

 体調を崩したゑいは、栄一のもとへ身を寄せることに。ゑいは栄一の妾・くに(仁村紗和)とその子どもが千代(橋本愛)とひとつ屋根の下で暮らしていることに心を痛めながら、千代に「どの子もおんなじにかわいいんだに。どの子も無事に育ってもらいてぇって」「苦労かけてばかりだに。嫁に来てからずっと」と謝罪する。

 栄一はゑいに今取り組んでいる仕事を説明し「みんなで手を組みみんなで考えれば、きっとみんなが幸せになる世を作ることができる。今ようやくその一歩を踏み出したところだ」と自分の夢を告白。ゑいはそれは楽しみだとうなずきながらも「近くにいる者を大事にすんのを忘れちゃいけねぇよ」と助言する。

 ゑいが最期を迎えるとき、ゑいは栄一の手を取り「栄一寒くねぇかい? ごはんは食べたかい?」と投げかける。栄一が「何言ってんだい。俺は大丈夫だ。大丈夫」とうなずくと、ゑいは「そうか。そうかい。よかったいねぇ」と安心した表情を浮かべる。そして次に千代に手を伸ばし、千代がその手を握ると「ありがとう。ありがとうね」と感謝。ゑいは家族に見守られながら静かに息を引き取る。その様子は千代に呼ばれたくにも、部屋に入らずとも近くで見守っていた。千代は目に涙を浮かべ、くにも頭を下げながら涙を流す。

 栄一は幼い頃ゑいに言われた「あんたがうれしいだけじゃなくて、みんながうれしいのが一番なんだで」という言葉を思い出していた。栄一はひとりでゑいの亡骸の側に行き、ゑいの顔を見ながら「ありがとう。かっさま」と静かに涙を流すのだった。

 ゑいの最期に視聴者からは「最期まで愛情深くて素晴らしいお母さん」「優しくあったかい理想の日本のかっさまでした」「かっさま、ありがとう」「つらい…」「涙出てくる」「大好きでした」「まさに原点となるかっさまでした」などの声が続々。ゑいの最期にくにを呼んだ千代と、中に入れと言われながらも部屋に入らなかったくににも「二人の人柄が一瞬で伝わってくる」「千代ちゃんの懐の広さよ」「千代さんの強さには脱帽」「ぐっときた」などの声が寄せられ、反響を集めている。

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