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櫻坂46、初の全国ツアー完走 キャプテン菅井友香「すごく可能性を感じることができました」

エンタメ

 コロナ禍で声を出せない観客たちは、会場で配られたスティックバルーンをたたき続けてアンコールを待つ。それを受けてステージへ戻ったメンバーたちは「無言の宇宙」を披露した。

 MCでは、改名1周年を記念する日本武道館公演「櫻坂46『1st YEAR ANNIVERSARY LIVE』」の開催(12月9日〜10日)を発表。そのライブでラストステージを迎える守屋と渡辺は、それぞれ卒業に向けた思いを語った。

 ファンに向けて「今まで支えてきてくださったみなさんに、どうやったらこの感謝を伝えられるのか、今年に入り卒業を決意してから、後悔のないように一つ一つ大切に、全力で取り組んできました」と語ったのは守屋。「こうやって見ている景色もどの瞬間も、これから先、私にとって支えになるであろう、大切な大切な経験であり大切な思い出です。先ほど発表されました『ANNIVERSARY LIVE』をもって、私にとっては、アイドル人生最後のライブになります。ライブでは、みなさんに感謝と愛を伝えられたらいいなと思います」と意気込んだ。

 渡辺は「櫻坂46として、最後にメンバーとみんなと一緒にツアーを回ることができて本当によかった」と吐露。「ツアーは今日で最後になりますが『ANNIVERSARY LIVE』もこれからあるので、まだまだみなさんと一緒にたくさん楽しい思い出を作っていきたいです」とつぶやいた。

 活動休止中の小林にも言及し「必ず帰ってくると信じてる」と語った菅井は「このツアーが始まるときに、松田ともたくさんお話をして。みんなとも思いを共有したんですけど、目標を立てました。まずは、久しぶりにお会いできるBuddies(櫻坂46ファンの愛称)のみなさま、そして初めて見てくださるみなさまにも、櫻坂46のパワーを思いっきり届けたい、エールを届けたいということです。そしてもう1つは、メンバーみんなのチームワークをこのツアーを通して高めたいと思いました」と回想。

 「これからの櫻坂46に、すごく可能性を感じることができました。こうしてみんなで一つの目標に向かって進んでいくのがすごく大切だなと思ったので、今回のツアーを開催させていただけて、本当にありがたいなと思いました」と感謝を述べた。

 ツアー千秋楽を締めくくったのはグループ名を冠する「櫻坂の詩」。最後は会場全体がサイリウムからの“櫻色”の光に包まれ、大団円を迎えた。

 櫻坂46「1st TOUR 2021」最終日のセットリストは以下の通り。

OVERTURE
M1:Dead end
M2:Plastic regret
M3:半信半疑
M4:Microscope
M5:君と僕と洗濯物
M6:偶然の答え
M7:ブルームーンキス
M8:最終の地下鉄に乗って
M9:思ったよりも寂しくない
M10:それが愛なのね
M11:ソニア
M12:Nobody’s fault
M13:なぜ 恋をして来なかったんだろう?
M14:Buddies
M15:BAN
M16:流れ弾

EN1:無言の宇宙
EN2:櫻坂の詩

2ページ(全2ページ中)

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