櫻坂46、初の全国ツアー完走 キャプテン菅井友香「すごく可能性を感じることができました」
櫻坂46が31日、埼玉県・さいたまスーパーアリーナで全国ツアー「1st TOUR 2021」の最終日を迎えた。欅坂46の改名から約1年。福岡、愛知、大阪、埼玉を巡った改名後初の全国ツアー千秋楽では全18曲を披露。キャプテンの菅井友香は「これからの櫻坂46に、すごく可能性を感じることができました」と力強く語った。
【写真】櫻坂46初の全国ツアー「1st TOUR 2021」ライブフォト(35枚)
9月から活動休止中の小林由依を除く24人でステージへ臨んだ櫻坂46。3rdシングル「流れ弾」の活動でのグループ卒業を10月に発表した守屋茜と渡辺梨加も、大舞台で力一杯のパフォーマンスを見せた。
開演を告げる「OVERTURE」が流れた後、スクリーンに映ったのはツアー用のオープニング映像。ステージで待つメンバーに合流したのは、下からせり上がってきた森田ひかる。ライブの幕開けを飾る「Dead end」の冒頭で森田は「ツアーファイナル、楽しむ準備はできてますか! さいたまスーパーアリーナ行くぞ!」と、声を張り上げた。
幻想的な光に包まれたのは、藤吉夏鈴のセンター曲「Plastic regret」。ダンストラックから流れるようにスタートした「半信半疑」では、センターの山崎(※)天を中心に、ステージの各所を使った迫力あるパフォーマンスを繰り広げた。(※正式には「たつさき」)
MCを挟み、軽快なリズムの「Microscope」ではステージ上のメンバーたちがさまざまなギミックを駆使。ソファで居眠りする森田が目覚まし時計を止める場面から始まった「君と僕と洗濯物」では、メンバーたちの笑顔がさえる。
暗転を挟み空気は一変。ステージ上段にいる藤吉、下段で傘を手にする渡邉理佐や大園玲がシックに舞う場面からスタートしたのは「偶然の答え」。続く「ブルームーンキス」の冒頭では、天井からのスポットライトを浴びる森田が、幻想的なリズムに乗せてソロのコンテンポラリーダンスを披露した。
トロッコに乗り客席の最後方まで近付いたのは「最終の地下鉄に乗って」。「思ったよりも寂しくない」では、山崎がサブステージ中央のキャンプファイヤーへ火を灯し、周囲でメンバー同士がほほ笑み合った。
続く「それが愛なのね」のイントロでは、小池美波が「ツアーファイナルやぞ! まだまだ盛り上がれるか?」とあおり、守屋茜も「ツアーファイナル、みんなの愛がもっとほしいよ!」とトロッコから鼓舞。菅井と山崎のダンスパフォーマンスから流れるように続いたBACKSメンバーによる「ソニア」から、MCへ展開した。
ステージに残ったのは、副キャプテンの松田里奈、上村莉菜、増本綺良、大園玲、武元唯衣、守屋麗奈、原田葵、井上梨名の8人。
松田から卒業を控える守屋茜と「姉妹のように仲がいい」と紹介された増本は「ツアーで言うと、新しく覚えないといけない曲『ソニア』とか、間でつなぐ曲のダンスを夜な夜な一緒に練習した」と回想。「何日間もあるから髪型をしれっとマネしてみたり、お団子にしてみたり。思い出がたくさんあります」と振り返った。
守屋茜と増本の関係性について「ケンカじゃないけど、本当の姉妹みたいにやり合ってるのがすごい面白くて」と話したのは松田。「綺良ちゃんは『え、私が遊んであげてますけど?』みたいな」「守屋(茜)さんも『私が相手してる』みたいな。お互い、その感じが逆にうまく行ってるのかなと思うくらい」「これからの残りのわずかな時間、2人のからみを目に焼き付けておこうかな」とつぶやいた。
メンバーによるなごやかなトークから空気は一変。場内は暗くなり、物々しいBGMが流れる。デビュー曲「Nobody’s fault」を皮切りにライブは終盤戦へ。ステージ上の布を駆使した演出で藤吉が宙を舞った「なぜ 恋をして来なかったんだろう?」。グループとファンの一体感を高める「Buddies」に続き「BAN」「流れ弾」を力強く歌い上げ、本編を締めくくった。
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