アレサ・フランクリンの名曲「Think」を熱唱！ 『リスペクト』歌唱シーン映像解禁
映画
関連 :
女優・歌手のジェニファー・ハドソンがソウルの女王アレサ・フランクリン役で主演する映画『リスペクト』より、ジェニファーがアレサの名曲「Think」を全身全霊で歌う姿を収めた本編映像が解禁された。
【動画】アレサ・フランクリンの名曲を歌い上げる 『リスペクト』「Think」歌唱シーン映像
映画デビュー作『ドリームガールズ』でアカデミー賞助演女優賞を受賞し、歌手としてもグラミー賞を制したジェニファーが本作で演じるのは、ローリング・ストーン誌で「歴史上もっとも偉大なシンガー」第1位に選ばれたソウルの女王アレサ・フランクリン。今回の映画化にあたっては、アレサ本人が生前にジェニファーを指名し、この運命的なキャスティングが実現した。
少女の頃から抜群の歌唱力で天才と称され、きらびやかなショービズ界の華となったアレサ。しかしその裏に隠されていたのは、尊敬する父、そして愛する夫からの束縛や裏切りだった。すべてを捨て自分の力で生きていく覚悟を決めたアレサの歌声が、世界を歓喜と興奮で包み込んでいく―。
これまで多くの映画やCMなどで使用され誰もが一度は耳にしたことがある「Think」は、豪華スターたちの出演が話題となったミュージカル映画『ブルース・ブラザーズ』（1980）で、ダイナーの女主人を演じたアレサが歌っていた名曲。店を放り出し、ブルース・ブラザーズのバンドに加わろうとする夫に対して「よく考えなさいよ！」と啖呵を切るように歌ったシーンが有名だ。
アレサ本人が書き、当時の夫テッド・ホワイトも共作に名を連ねた「Think」は、アレサのもう一つの名曲「Respect」と同様に男女間の格差を扱った歌。劇中では高圧的で時折暴力をふるう夫に対し、アレサが「考えて！」「自由が欲しい」と繰り返し力強く歌い、自身を解放させようとする象徴的な歌として使用されているが、実は暴動などで混乱する社会状況の中で人々に自覚を促す目的を持った歌でもあった。
この曲がレコーディングされたのは、アレサが小さな頃から慕い家族ぐるみの親交があったキング牧師が凶弾に倒れた11日後であり、彼女の想いの強さはひとしおだったことが想像できる。今回解禁された本編映像ではアレサが「この曲を捧げます。不当に扱われたと感じたことがある人に」と真摯に語った後、「自由、そう、自由よ」と全身全霊で歌声を響かせる姿を見ることができる。アレサが自分自身に、そして社会に生きるすべての人々へ向けて歌う「Think」の強いメッセージを、ぜひスクリーンで堪能したい。
映画『リスペクト』は、11月5日より全国公開。
関連記事
-
Yahoo!検索で詳しく調べる
-
あわせて読みたい
最新ニュース
-
[ADVERTISEMENT]
-
[ADVERTISEMENT]
-
X
-
Instagram
