加護亜依、喫煙は「ハスキーな声に憧れて」 現役時代63キロの体重も「キティちゃんみたいな丸さがほしくて太った」
元モーニング娘。の加護亜依が、11日放送の『アウト×デラックス』(フジテレビ系/毎週木曜23時)に出演。12歳で突然、国民的アイドルになった加護が激動の人生を語った。
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加護がスタジオに登場すると、アウトメンバーも大喜び。MCのマツコ・デラックスも「加護ちゃん、声変わってないね…あのころのハロプロ最高だったなあ」と懐かしんだ。
モーニング娘。メンバーオーディションをやっていた『ASAYAN』(テレビ東京系)司会のナインティナイン・矢部浩之は、12歳で4期メンバーオーデションに合格した加護のモー娘。加入当時を振り返り、「辻ちゃん、加護ちゃんは、どうなるんやろうなこのグループ…。つんく♂頼むで!」と思ったと本音をこぼすと、加護も「人生のピークが12歳だったんで、運を使い切っちゃったんです」とキッパリ。
加護ら4期の加入後、モー娘。はシングル連続1位を獲得するなど、国民的アイドルに。さらに、タンポポ、ミニモニ。の派生ユニットでも活躍し、子どもが真似をして社会現象になったほどで、14歳で高額納税者の仲間入りも果たしたが、当時の加護は、「自分がすごい場所に入ったっていうことはわかっているんだけども、自分が“加護ちゃん”っていうキャラクターに気づかなかったんです。普通にコンビニの菓子パンで満足する私なのに」と自覚がなかったことを明かした。
その後18歳で喫煙報道があったことについて、「この(子どもっぽい)声なので潰したくて、ハスキーな声に憧れてて…。タバコ吸ったら喉によくないからと吸い始めたのがきっかけで。それで吸い始めたらすごく好きになっちゃって」とぶっちゃけ。マツコは「そんなポジティブな原因だったとは」と驚くと、「ヤンキーとかになりたいとかじゃなく、大人の声を手にしたかった。喉の病院に行ったら(医師から)『クリスタルボイスだね』と言われて、全然枯れなかった」となんとも皮肉なエピソードを披露した。
モー娘。卒業後のW(ダブルユー)時代は「体重が63キロくらいありました」と告白。「私は丸いキャラクターが好きで、人気のキャラクターはみんなぽちゃって太ったから、自分も丸く太ればキャラクターみたいになれるんじゃないかと思って、(髪型を)2つ団子にしてリボンをつけて、キティちゃんみたいな丸さがほしいと思って太った」と明かすと、マツコは、「太ったのもたばこも、自分が表に出る人間としてこうありたいっていうのがベースなんだ」としみじみ。
23歳で結婚・妊娠。翌年、第一子の長女を出産したが、27歳で離婚。28歳で再婚し、翌年に第二子の長男を出産。激動の20代を過ごし現在33歳の加護。矢部が「幸せやろ?」と問いかけると、「幸せではないけど楽しいです。幸せになろうっていうのはあまり思わない。幸せは別にいい。楽しく生きたい。それが幸せなのかな?」と回答。この答えに、マツコは「いろいろあったからわかってんのよ。幸せはないって」と加護をフォローした。
放送後、SNSには「加護ちゃんは変わらず可愛いな~」「加護ちゃん滅茶苦茶面白かったな…」「加護ちゃん33歳ってなんか時空歪んでる気がする」「加護ちゃん…こんだけ濃い人生でまだ33歳…」「加護ちゃんが63キロあろうとも顔がかわいすぎて伝説アイドル」と反響が寄せられ、「加護ちゃん」がトレンド入りした。