ブリトニー・スピアーズがついに自由に! 成年後見人制度の解除が認められる
実に13年もの間、成年後見人制度の適用を受け、公私にわたり管理されていたブリトニー・ズピアーズ。この制度の適用解除を求め闘ってきた彼女に、ついに自由がもたらされた。
【写真】今年9月に婚約し、幸せそうなブリトニー・スピアーズ
EWによると、現地時間11月12日、ロサンゼルスの裁判所が、成年後見人制度の解除を決定したという。
ブリトニーに成年後見人制度が適用されたのは、2008年。2000年代半ばにメンタル面で問題を抱え、2007年には突然坊主頭にするなどの行動を重ねていたことから、実父ジェイミー・スピアーズによる成年後見人制度が適用された。
後見人制度の管理下におかれた13年の間、ブリトニーは4枚のアルバムを発表。コンサートツアーを2回行い、コンペティション番組『Xファクター』のジャッジを務め、ラスベガスで定期公演を成功させてきた。しかしこうした活動にも関わらず、キャリアや財政、プレイべートに関しても、自身に決定権がなかった。
事が動いたのは、2019年。ラスベガスで予定されていた定期公演をキャンセルしたブリトニーを、父に支配されているのではないかとファンが心配し、「#FreeBritney」のムーヴメントが発生。翌2020年に、ブリトニーが後見人制度の解除を求め、裁判を起こした。
裁判では、後見人制度により結婚や妊娠まで制限されていることや、2018年にはツアーを行うことを強制され、拒否すると訴えると脅されたこと、またラスベガス公演では意に反して薬を服用させられたことなどが明かされ、注目を集めた。
今回の決定で、彼女はメンタル面の再査定を受ける必要なく、後見人制度が解除されることとなった。しかし資産については、今回の裁判に関連する金銭的な問題に対処するために、後見人による管理が続けられるという。
決定を受け、ブリトニーはインスタグラムに裁判所前に集まったファンの動画を公開。ファンに感謝するとともに、「今日は一日泣いちゃいそう」と喜びをあらわにした。ファンからは「おめでとう」「大好きよ。あなたが自由になってとっても嬉しい」といったコメントが相次いで寄せられている。
引用:「ブリトニー・スピアーズ」インスタグラム(@britneyspears)