ユーキャン新語・流行語大賞 年間大賞は大谷翔平「リアル二刀流/ショータイム」
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1日、都内で「2021 ユーキャン新語・流行語大賞」発表・表彰式が実施。トップ10(順不同)が発表され、歌手・Adoの「うっせぇわ」やプロスケートボーダー・瀬尻稜の「ゴン攻め/ビッタビタ」が受賞。年間大賞には、ロサンゼルス・エンゼルス所属の野球選手・大谷翔平投手の「リアル二刀流/ショータイム」が選ばれた。
【写真】「リアル二刀流/ショータイム」「うっせぇわ」選出! 写真で見る「流行語大賞」トップ10
同賞は、その年に流行した言葉を表彰する。「現代用語の基礎知識」編集部の調査をもとにノミネート30語を選出し、さらに選考委員会が10語を選定する。
3rdシングル「うっせぇわ」でYouTubeの再生数1億回突破し、今回トップ10入りを果たしたAdoは、受賞にあたってコメント。「まさか流行語大賞に選ばれるなんてビックリです。これも、楽曲を提供してくださったsyudouさん、MV・ジャケットを手がけてくださったWOOMAさん、そして、楽曲を聞いてくださった皆さんのおかげです。これからも楽曲を大切に歌っていければと思っております」と述べた。
東京五輪のスケートボード競技の解説で話題を呼び、「ゴン攻め/ビッタビタ」がトップ10入りした瀬尻。受賞に際して「ただただビックリしております」と驚き、「自分なりに自然体に話していただけ。まさかその中の言葉がこんなにも反響をもらえるなんて思ってもいませんでした。ひとつお伝えしたいのは、オリンピックの解説で自分が自然体で話せたのは、間違いなくパートナーを組んでくれた倉田(大誠)アナウンサーのおかげ」とコメントした。
選考委員の1人である漫画家・やくみつるは、新庄剛志の「ビックボス」に言及。ちょうどノミネート30語が発表された同時期に、新庄がプロ野球・北海道日本ハムファイターズの監督に就任して同ワードが発生したと説明して「来年、ビックボスが言葉に違(たが)わぬ活躍を見せれば、当然ご候補に上がって参るでしょう」と期待を寄せた。
また、同じく選考委員である女優の室井滋は「私のようなオバさんたちに届く言葉、近所のオバさんたちと雑談するとき使ってしまうような流行語はちょっと薄かったと思う。私としては『イカゲーム』をとても推していた」と明かした。
年間大賞は、メジャリーグで投打に活躍し、満票でア・リーグMVPを獲得した大谷の「リアル二刀流/ショータイム」。大谷には瀬戸の焼き物が贈呈される予定。
■「流行語大賞」トップ10一覧(順不同)
・年間大賞「リアル二刀流/ショータイム」大谷翔平(野球選手)
・「うっせぇわ」Ado(歌手)
・「スギムライジング」杉村英孝(東京2020 パラリンピック競技大会 ボッチャ日本代表)
・「ゴン攻め/ビッタビタ」瀬尻稜(スケートボーダー)
・「ジェンダー平等」芳野友子氏(日本労働組合)
・「人流」寺前秀一氏(株式会社システムオリジン)
・「黙食」三辻忍氏(マサラキッチン店主)
・「Z世代」TOKYO MX 堀潤モーニング FLAG
・「ぼったくり男爵」共同通信社 外信部
・「親ガチャ」受賞者なし