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高度2500メートルで目撃された謎の生物― クロエ・グレース・モレッツ最新作、特報解禁

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映画『シャドウ・イン・クラウド』メイン写真
映画『シャドウ・イン・クラウド』メイン写真(C)Atarangi Kiriata Limited 2020

 女優のクロエ・グレース・モレッツ主演最新作『SHADOW IN THE CLOUD(原題)』が、邦題を『シャドウ・イン・クラウド』として2022年4月1日より公開されることが決定。緊迫感あふれる特報とティザービジュアルが解禁された。

【動画】爆撃機の右翼に謎の生物が!『シャドウ・イン・クラウド』特報

 本作は、第二次世界大戦下、連合国軍の女性パイロットがたったひとりで極秘ミッションに挑む様を描くジェットライド・サスペンス・アクション。

 主演は、『キック・アス』のヒット・ガール役でブレイク後、相次いで多彩なジャンルの話題作に出演し、若手実力派へと成長を遂げたクロエ。ユニークな作品選びでも知られる彼女が出演を決めた本作は、第45回トロント国際映画祭のミッドナイト・マッドネス部門で観客賞を受賞。高度2500メートルを飛行する爆撃機の機内という“大空の密室”を舞台にした斬新なシチュエーションのもと、予想もつかないスリルとサプライズが炸裂するストーリー展開に目を奪われる快作だ。

 第2次世界大戦下。連合国空軍の女性パイロット、モード・ギャレットが、フールズ・エランド号と命名されたB-17爆撃機に乗り込んだ。高度2500メートルの上空で、モードは機の右翼にまとわりつく、謎の生物を目撃する。そして、ある重大な秘密を隠し持つ彼女が、この爆撃機に乗った本当の理由とは…。

 特報は、主人公モード(クロエ)が男達の視線を浴びながらフールズ・エランド号に乗り込むところからスタート。続いて彼女が、飛行中の機内で謎の生物を目撃して叫ぶ姿や、炎に包まれた日本軍の零戦を背景に落下していく姿など、衝撃的なシーンが展開していく。

 ティザービジュアルは、勇ましい表情のモードを大きく捉えたデザインで、下部には謎の生物の姿も。顔の横には「頼れるのは、私だけ。」というコピーが添えられている。

 独創的なシチュエーションを存分に生かしたサスペンスに加え、ホラー、アクション、ミステリーの要素も盛り込んだ本作。テレビシリーズ『ミステリー・ゾーン』とその劇場版『トワイライトゾーン/超次元の体験』で描かれたエピソード「2万フィートの戦慄」に登場する怪物を彷彿とさせる、謎の生物の存在は、1980年代ホラーのテイストを現代に甦らせたかのようだ。ハラスメント発言を連発する男たちを黙らせ、悪夢のような苦難に立ち向かうクロエのアドレナリン全開の熱演にも魅了される。
 
 メガホンをとったのは、中国系ニュージーランド人の新鋭女性監督ロザンヌ・リャン。本作を監督するにあたり、ジェームズ・キャメロン監督作品『エイリアン2』などからインスピレーションを得たというリャン監督は、第二次世界大戦に従軍した女性兵士たちへのリスペクトを表明しながら、新たな闘うヒロイン像を鮮烈に描き出し、その確かな手腕で今後の活躍が期待されている。

 映画『シャドウ・イン・クラウド』は2022年4月1日より公開。

映画『シャドウ・イン・クラウド』特報

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